【第4章】北海道のパワースポット
- 洞爺湖
洞爺湖は北海道の南西部に位置し、洞爺カルデラの中にある湖で、何度かの噴火を経てできた湖です。
南岸には洞爺湖温泉、有珠山、昭和新山があり、2008年には日本の名勝100選に登録されました。名前の由来はアイヌ語で湖岸を意味する「トーヤ」に由来すると言われています。
- 【川上郡】摩周湖
標高351m、周囲20km、面積19.2平方km、最大水深211.4mのカルデラ湖は、世界トップクラスの透明度を誇りま
す。
独特の深い青色は「摩周ブルー」と呼ばれています。
- 知床半島
2005年に世界自然遺産に登録された知床は、希少な動植物の生息地です。
冬は世界最南端の流氷が岸辺にやってくる、自然のパワーが全身に流れ込みます。
【第5章】東北のパワースポット
- 聖地恐山(青森県・下北・三沢)
恐山は高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊場の一つです。
八輪山と宇曽利山湖一帯の総称です。湖畔には貞観4年(862年)慈覚大師が開創したと伝えられる恐山菩提寺があります。
- 田沢湖(秋田仙北市)
湖面が紺碧に染まり、辰子姫の伝説が残る田沢湖は、周囲約20kmのほぼ円形の湖です。
水深は423.4メートルで日本一。神秘的な雰囲気の湖は、四季折々の表情豊かで訪れる人を楽しませてくれます。
- 松島(宮城県)
日本三景の一つ。松島湾に青松が点在する約260の島々はまさに絶景。
絶景(大高森)、遊観(荻谷)、大観(多聞山)、霊観(富山)の4つの展望地を総称して松島四大観として有名です。
【第6章】関東のパワースポット
- 日光東照宮(栃木県日光市)
2代将軍秀忠は、家康の遺志により、家康を神として創建しました。
江戸初期の技術が凝縮された建物は、豊かな色彩と繊細な彫刻、金箔をふんだんに使った見事な造り。
神社建築と寺院建築が混在する独特の様式は、他に類を見ない荘厳さを醸し出しています。
- 榛名神社(群馬県高崎市)
榛名山の山腹に1400年前に創建されたと伝わる神社。
国指定重要文化財の社殿の背後には、人影のようにそびえる「御姿大岩」がそびえ立っています。御神体は御姿岩の中に安置されています。
- 皇居(東京都)
かつて江戸城だった皇居は、明治時代に京都から東京に都が移されて以来、天皇の居城でした。
富士山から流れる龍脈(龍穴)の先に建つことから、皇居全体が最強のパワースポットと言われています。龍穴とは、陰陽道や道教、風水で栄えるとされる土地です。
特別な日以外は皇居に入ることができませんが、皇居外苑では江戸城の面影を散策することができます。
見どころは、皇居の顔でもある二重橋。記念撮影の定番スポットでもあります。
そして、ぜひまた「桜田門」を見てみたいです。幕末に江戸幕府の家老・井伊直弼が水戸藩の浪士に暗殺される「桜田門外の変」の舞台としても知られています。
- 明治神宮(東京都・代々木)
明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社で、1920年(大正9年)に創建されました。
初詣参拝者数は29年連続で日本一。代々木の森は、約10万本の寄贈木で造られた約70万平方メートルの緑豊かな森で心に安らぎを与えてくれます。
- 根津神社(東京都)
ヤマトタケル創建と伝えられる古社。
約7,000坪の広大な境内で、一番のパワースポットと言われているのが「がんかけカヤの木」。神々の使者と言われる白蛇が住み、白蛇は願いを叶えてくれると言われています。
また、朱色の鳥居が連なる「千本鳥居」の中間には、縁結びのパワースポットとして女性に人気の「乙女稲荷神「社」があります。
境内にある「つつじ園」は都内有数のツツジの名所で、毎年4月中旬から5月上旬にかけて「つつじまつり」が開催されます。
約100種3,000株のつつじが咲き誇り、まつり期間中は甘酒茶屋などの屋台が出店し、多くの人でにぎわいます。住所:東京都文京区根津1-28-9
- 榛名神社(群馬県)
用明天皇(586年)の創建と伝えられ、1400年以上の歴史を誇る古社。
何でも願いを叶えてくれる神社としてテレビ番組で紹介されて以来、全国から参拝客が訪れています。
瑞神門から本殿までの約700mの参道は木々に囲まれ、清々しい気持ちにさせてくれます。
10月下旬〜11月上旬は紅葉も楽しめます。
本殿の隣にある杵築神社は縁結びの神様で有名な出雲大社の別宮で、女性の参拝者も多い。また、境内一のパワースポットと言われる「行者渓谷」。
御神体が祀られているとされる三姿岩も見どころ。1400年前に洞窟の頂上にそびえ立った神の岩は、成功祈願の場所として有名です。
- 東京大神宮(東京都飯田橋)
東京大神宮は「東京の伊勢さま」と呼ばれ、近年では縁結びのご利益がある神社として知られています。限りないものがあります。
- 鶴岡八幡神社(神奈川県)
鎌倉にはたくさんの神社仏閣がありますが、鶴岡八幡宮はその代表格です。
鶴岡八幡宮の境内には、円山稲荷神社や白旗神社などの精力的な社寺があり、その多くが重要文化財に指定されています。
鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社です。
本殿へ続く大きな石段を上ると、由比ヶ浜まで鎌倉の街並みが見渡せます。
また、本殿の左側には円山稲荷神社があり、1398年創建の鶴岡八幡宮最古の建造物です。本殿と円山稲荷神社は国の重要文化財に指定されています。
鶴岡八幡宮のご利益は、勝負運、出世運、恋愛運、活力アップ、無病息災、安産など実に多彩。何かお願い事があれば必ず鶴岡八幡宮にお参りしましょう。
しかしその中でも日本史上最高の夫婦と言われる源頼朝と北条政子が結ばれ眠る地として、夫婦円満・縁結び・安産のご利益があると評判です。
- 九頭龍神社(神奈川県箱根)
縁結びで女性に人気の神社。箱根神社や駒ヶ岳山頂の箱根神社への参拝もおすすめです。
- 日光東照宮(栃木県)
世界遺産に登録されている日光東照宮は徳川家康を祀る神社で、境内には国宝8件、重要文化財34件を含む55棟
の建造物があります。
本店にも見られる建物の華やかな装飾が華やかな印象を与えますが、素晴らしいのは外観だけでなく、風水や陰陽道を取り入れたデザインになっていること。
天体と周囲の大地をつなぐように造られているため、強力なエネルギーの通り道です。
また、彫刻となる動物に意味を持たせることで、この場所のエネルギーを強めているようです。
有名な眠り猫は、日光にちなんで名付けられた太陽の下で昼寝をしていると言われていますが、悟りを表しているという説もあります。
日光東照宮は、神秘的な雰囲気の神秘的なスポットと言えると思います。
住所:栃木県日光市山内2301
【第7章】甲信越のパワースポット
- 諏訪大社(長野県)
諏訪大社は全国の諏訪神社の総本社です。諏訪湖を中心に、本宮と上宮の拝殿、秋宮と春宮の下宮の4つの境内があります。
日本最古の神社の一つと言われ、パワースポットとしても有名です。
上社本宮は、諏訪湖の南東にそびえる守谷山の麓にあり、拝殿の近くには一般参拝者は立ち入ることができず、中庭を挟んで離れた拝所から拝んでいます。
本宮から約2kmほど離れたところに上社前宮があります。本殿と同様、御神体は守屋山です。高台に鎮座しており、鳥居から拝殿までのどかな田園風景の中を歩きます。
諏訪信仰発祥の地といわれ、原始信仰の地を思わせる自然豊かな神社です。
春宮と秋宮は季節によって神が移動する神社です。現在の暦では、2月1日は神々が秋宮から春宮へ渡り、8月1日は春宮から秋宮へと神々が渡る祭りが行われます。
下社秋宮兵站殿
下社春宮では杉を御神木として、下社秋宮ではイチイを御神木として祀っています。
春宮と秋宮は建物から間取りまでほぼ同じで、実は同じ設計図をもとに2つの流派の大工が競い合って建てたと言われています。
- 戸隠神社(長野県)
霊峰戸隠山の麓に建立され、2000年以上の歴史を持つ神社。奥社、中社、方光社、九頭龍社、日御子社の5つの
神社で構成されています。
- 諏訪大社(長野県諏訪湖)
諏訪湖周辺に境内があり、南側に上社本宮前宮、北側に下社春宮秋宮の2社があります。歴史は古く、日本最古の神社の一つとされています。
【第8章】東海・北陸のパワースポット
- 来宮神社(静岡県熱海市)
樹齢2000年の木を一周するごとに寿命が1年延びると言われています。
- 能登半島(石川県)
能登半島のほぼ全域が石川県に属し、途中で東に曲がって富山湾を形成しています。
北陸地方の中央から日本海に突き出た半島で、広大な面積が「能登半島国定公園」に指定されています。
- 来宮神社(静岡県)
「願いが叶うパワースポット」としてメディア紹介や口コミで人気を集めている熱海に鎮座する神社です。目玉は境内にある天然記念物「大楠」。
「神社をまわると寿命が一年延びる」という言い伝えや、「神社を巡りながら心に願いを込めると、願いが叶う」という言い伝えがあります。
住所:静岡県熱海市西山町43-1
【第9章】関西パワースポット
- 伏見稲荷大社(京都府)
1300年もの間、人々の信仰を集め続けてきた「おいなりさん」。
私たちにとって、最も身近な神社です。全国に3万社あると言われ、老若男女に人気です。本殿は伏見稲荷大社。
- 住吉大社(大阪府)
住吉大社は、神功皇后の摂政11年(211年)に創建されたと伝えられ、1800年の長い歴史を持ち、全国に約2300社ある住吉神社の総本社です。
地元では古くから「すみよっさん」の愛称で親しまれており、いつも多くの人で賑わうパワースポットです。毎年初詣の参拝者が多いことで全国的にも有名な神社です。
境内には「反橋」と呼ばれる、頂点を中心に半円状に曲がる橋があり、なにわの橋50選にも選ばれています。住所:大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
- 晴明神社(京都府)
晴明神社は陰陽師安倍晴明をまつる神社です。
本堂の北側には陰陽道の護符である五芒星が彫られた晴明の井戸があり、ここから湧き出る水を晴明の水と呼ん
でいます。
この水は安倍晴明の念力から出たものとされ、飲むと無病息災になると言われています。
- 延暦寺(滋賀県比叡山)
平安時代初期に最澄が創建した天台宗の総本山です。1994年、延暦寺は「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録されました。
おすすめの宿泊施設
延暦寺堂、里湯民俗遊山荘
- 布引の滝(兵庫県)
新神戸駅から徒歩圏内、都心の自然豊かな「布引の滝」。布を引くように流れることから名付けられました。
日本の滝百選にも選ばれており、和歌山県の那智の滝、栃木県の華厳の滝とともに日本三名瀑の一つに選ばれているパワースポットです。
雄滝、めん滝、夫婦滝、堤ヶ滝の4つの滝の総称です。名瀑は雄滝。ベンチに座ってゆっくりと雌滝と雄滝を眺めることができます。
住所兵庫県神戸市中央区吹合町
【第10章】山陰・山陽四国のパワースポット
- 八重垣神社(島根県松江)
八重垣神社は、松江市の中心部南方の山間にある神社。
八頭の蛇を退治したスサノオノミコトとクシイナダカガミ姫の伝説に基づき、縁結びの神社として信仰されています。
稲田姫が自らを映したとされる「鏡池」では、稲田姫の運命を占うことができます。
おすすめの宿泊施設
松江東急イン、ホテル一畑
- 厳島神社(広島県宮島)
厳島神社は鎌倉時代に建てられた数少ない建造物の一つで、創建当時の姿をとどめています。
現在の社殿は、平安時代末期に平清盛によって造営され、幾度かの修繕を繰り返しながらも、1400年の歴史があります。
おすすめの宿泊施設
安芸グランドホテル、宮島シーサイドホテル
- 鳥取砂丘(鳥取県)
南北2.4km、東西16kmに及ぶ日本三大砂丘の一つ。
風や潮汐などの自然の力によって生み出された、さまざまな地形や模様で有名です。2007年には日本の地質百選に選ばれました。
おすすめの宿泊施設
ホテルニューオータニ鳥取、ホテル&スパモナーク鳥取自家源泉
- 琴平神社(香川県)
讃岐のこんぴらさんとして親しまれている金刀比羅宮は、琴平山(象頭山)の中腹に鎮座しています。
海の守護神として知られ、1,368段の石段(本殿まで785段)からなり、大物主神である崇徳天皇をまつっています。
おすすめの宿泊施設
琴平温泉琴山閣、琴平グランドホテル桜の庄
【第11章】九州・沖縄のパワースポット
- 霧島神宮(鹿児島県霧島温泉)
深緑の古木に囲まれた参道や境内を抜けると、凛とした朱塗りの社殿が見えてきます。
建国神話の主人公であるニニギノミコトを祀る霧島神宮は、6世紀にさかのぼる長い歴史を持つ神社です。
おすすめの宿泊施設
霧島国際ホテル、アクティブリゾーツ霧島
- 幣立神社(熊本県)
日本の初代天皇である神武天皇の孫である顕番龍王命が、この地に幣帛(へいはく)を建立し、天神神祇を祀ったのが始まりとされる古社。
本殿に祀られている五色神面は、赤白黄・黒・青の五色で世界の人種を表しています。五色神祭は、幸福と平和を祈願して行われます。
また、境内には樹齢15,000年といわれる檜のご神木も必見。
万物の父母である大門地大神をまつる唯一の大型神社で、近年は大パワーのご利益があるスポットとして大人気!
【おわりに】
日本全国のパワースポットで元気をチャージ!日ごろの疲れを取ってヒーリングしましょう。
日本でおすすめの「パワースポット」をたくさん紹介しました。
強いエネルギーを感じられる場所や癒しのパワーに満ちた場所など、「パワースポット」と呼ばれる場所はさまざまです。
その時の気分や体調に合わせて「パワースポット」巡りをお楽しみください。
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