12/21 2021年『汗をかかないゆる副業13厳選』

2.副業の注意点

最後に実際に副業を始める前の注意点についてまとめます。

①就業規則を確認する

サラリーマンの場合、勤めている会社の就業規則を確認しましょう。副業を禁止としている会社は多いです。認められていても制限があるケースがほとんどです。規則に違反している場合、処分や解雇になる場合もあるので注意が必要です。

②本業に支障が出ない程度にする

副業に力を入れる余りに本業を疎かにしてはいけません。無理のない範囲で仕事量をコントロールしましょう。

副業の平均収入は6.82万円となっています。

副業での副収入に過剰な期待をしてはいけません。副業初心者が月数万円稼ぐのは簡単ではないのです。

③税金対策

副業の稼ぎが20万円を超えた場合は確定申告が必要です。この20万円は収入から経費を引いた所得です。

副業で稼ぎすぎると、住民税の納付額が上がり会社にバレることが多いですが、確定申告の際に、住民税を「普通徴収(自分で納付)」にすることで、副業分の住民税の給与天引きを防げます。

④会社の人に話さない。

会社の同僚にうっかり副業の話をしてしまうと、巡り巡ってよからぬ人の耳に入ってしまう可能性があります。副業をするなら秘密を貫きましょう。

3.貯蓄編

■積立定期貯金

積立定期貯金は毎月や2ヶ月に1回など決まった日に、自分で決めた金額を普通預金口座から定期預金口座へ振り替えるタイプの定期預金です。

貯金が苦手な人でも毎月自動的にコツコツ貯金ができます。

リスクも小さく、普通貯金よりも高い金利で運用が可能です。

しかし満期終了前に途中解約してしまうと、普通金利と同じくらいになってしまうので注意です。

高金利を希望ならネット銀行がおすすめです。大手都銀と比較して貯金金利が大幅に高いです。解約が楽な点もメリットです。

■iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは、掛金を自分自身で運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取るしくみです。

月額5,000円から1,000円単位で選べます。掛金は年1回変更可能です。

掛金の運用商品は自分で選ぶことができます。運用商品としては、元本確保型商品と投資信託の2種類があります。

元本確保型は定期預金や保険であり、元本割れがないという意味で、安全・確実に運用できます。

投資信託は資金をファンドマネージャーという運用のプロが、株式や債権に投資を行います。運用がうまくいけば高い収益を見込めますし、うまくいかなければ、元本割れを起こします。運用収益はすべて非課税であります。

iDeCoの積み立て金は60歳以降まで引き出すことができないため、無理のない掛金に設定することがポイントです。

■つみたてNISA

NISAとは少額投資非課税制度のことです。

NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類があります。どちらも積立投資です。

毎月積み立てる金額は、100円~始めることができます。

積立てた資産をいつでも自分のタイミングで自由に換金できる、年齢上限がなく投資できるなどのメリットがあります。

NISAのメリットは、配当金や売却益が非課税となる点ですが、一般NISAとつみたてNISAで非課税期間が変わります。

一般NISAは5年、つみたてNISAは20年です。

つみたてNISAは金融商品は一般NISAに比べ、金融商品数が少ないです。金融庁の厳しい条件をクリアした投資信託・ETFのみとなりますが、元本割れする可能性は0ではありません。

■外貨預金積立

外貨預金とは米ドル、豪ドルなど外国の通貨と円を交換し、交換した外国の通貨で預金をすることです。

日本円の金利よりも高い金利で貯金することができます。外貨預金はその通貨の発行国の金利が適用されるためです。

もう一つのメリットとしては、預入時よりも引出時に円安が進んでいれば為替差益も得られることです。

逆に円高になっていれば、為替差益によって元本割れのリスクがあります。

また、預金してある外貨を円に戻す際に「為替手数料」がかかります。銀行や通貨によって金額は変わりますが、ネット銀行だとお得にできるそうです。

■個人向け国債

個人向け国債は国が個人向けに発行している債券です。

国にお金を貸して、その証拠に借用証書を受け取り、利子で儲けるということです。国は、借りたお金を国の事業などに使います。

金利は変動金利と固定金利の二種類があります。

政府が金利0.05%を最低でも保証しており、それより下回ることはありません。

個人向け国債の最大のメリットは国にお金を貸すことでしょう。元本が戻ってこなくなることや、金利がゼロになるといったリスクがなく安全に資産運用ができます。

金利も銀行貯金より高く設定されています。

満期を待たずに途中解約すると、「中途換金調整額」として一定金額が差し引かれますので注意が必要です。

■おつり貯金

日常生活の買い物で受け取る「おつり」を貯める貯蓄方法です。

例えば、スーパーやコンビニで600円(税引き)の買い物をした場合、お会計は660円(税込)となります。(消費税10%で計算)お財布から1000円を出して会計をするとおつりは340円となります。

この340円はお財布に戻さずに貯金箱などに貯金します。このおつり貯金、現在ではキャッシュレスでも実践できるのです。

方法としては、スマホに「しらたま」や「finbee(フィンビー)」といったおつり貯金アプリをダウンロードして、銀行などと連携させます。

そして設定したクレジットカードやデビットカードで買い物をすると、設定した額から買い物の金額を引いた残りをおつりとして自動的に貯めるという仕組みです。

例えば支払い設定学を1000円に設定して、1500(税込)の買い物をした場合、2000円で支払い、おつりの500円は自動的に貯金に回ります。

しらたまやfinbee共に指定の銀行口座やクレジットカードがあるので、始める際には用意が必要になります。

おつり貯金だけでなく、1万歩歩いたら1000円貯金される歩数計貯金や気が向いた時に任意の金額を貯金する仕組みも備わっています。

4.貯蓄の注意点

①いわゆる「先取り貯蓄」は、前もって金額を決め、計画的に貯蓄・運用を行います。簡単に言うと毎月・毎年余ったお金を貯蓄に回します。

あまり貯蓄にお金を回しすぎてしまうと、急な出費があった際に先取り貯蓄分から切り崩しをする必要も出てきて、非効率な貯蓄に繋がります。

貯蓄に回す金額は家計に無理のない範囲の金額に設定しましょう。

②クレジットカードの使いすぎに注意

クレジットカードにはポイントや特典があるので現金払いよりも「得」を得やすいです。

しかしお金を使っているイメージがつきにくいので、ついつい使いすぎて請求に困らないようにしましょう。

利用限度額を設定しておくことをお勧めします。

クレジットカード払いはカード会社への借金ということを忘れないことです。

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