近年、若者の低所得や「老後2000万円問題」などお金に対する不安が後を断ちませんよね。
特に2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの人が仕事を失い、私自身もなかなか厳しい状況が続きました。
そして、今この瞬間にも世の中ではどんどん仕事が失われています。運良く仕事を続けられている人の中にも給料が下がり、以前より生活レベルは間違いなく下がっている状況が続いていることでしょう。
そうした時代の変化を受け、これまで「副業」全く興味がなかった人たちが「何か収入を増やす方法はないのか」と考えていると思います。
しかし、これまで何も副業をしてこなかった人が急に始めようとしても、その「何か」がわからないという状況に直面しているのです。
そんな私たちの不安を利用するように、マルチ商法などのネットワークビジネスが増えてきているのも事実です。久しぶりに友人から連絡がきたと思ったらビジネスの勧誘だった、なんてことは私だけでなく、おそらくこの記事を読んでいるあなたも経験しているかもしれませんね。
そこで今回は今まで副業をやったことがない人にも、比較的手軽に始められる「アフィリエイト」という手法でお金を稼ぐ方法をご紹介していきます。
今まで何となくこの言葉を耳にしたことはあると思いますが、実際に具体的な方法について理解していない人は多いように感じます。
私自身も数年前までは全くやり方がわからなかったですし、「よくわからないから、これは怪しいネットワークビジネスなんじゃないか」とさえ考えていました。
もしかしたら、今この記事を読んでいるあなたも同じように感じているかもしれません。
そんなあなたに、できる限りわかりやすく書き進めていきますので、「私も始めてみよう」となってくれれば幸いです。是非最後まで目を通していただけると嬉しいです。
アフィリエイトの基礎
そもそも、アフィリエイトとは何か。
簡単に言うと「自分のブログやメルマガ、YouTubeなどに会社や商品の広告を載せ、閲覧者がそのリンクを経由して購入すると、自分に報酬が入る仕組み」のことです。
一般的に商品をPRするときは広告代理店を通して広告を出稿するものです。
一方、アフィリエイトは
- 商品を取り扱う会社
- ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)
- アフィリエイター
の3つの役割で成り立つ仕組みです。
広告代理店を通して出稿する場合は、予め広告代理店に掲載期間や制作費を払う必要があります。
しかし、アフィリエイトではユーザーが商品を購入した数に応じて支払う値段が変化していきます。つまり、アフィリエイターが手にする報酬は「歩合制」ということです。
例えば、あなたがイメージしやすい広告はどういうものでしょうか?
すぐに浮かぶのはYouTubeだと思います。
大抵のYouTube動画には、途中にさまざまな広告の動画が流れてきます。その広告のURLから商品のサイトに飛び、視聴者が購入すれば、動画に広告を載せたアフィリエイターに報酬が支払われるという仕組みです。
動画の広告はほとんどが動画の内容とうまくリンクしているので私たちは自然と商品を購入してしまいます。
例えば、筋トレや運動全般の動画にはプロテインなどのサプリメント系の広告が、女性の美容に関する動画にはスキンケア商品やエステなどの広告があります。
動画の内容に関連しているから、ついつい商品のホームページを眺めてしまったという経験がある人は私だけではないはずです。
このようにアフィリエイトでは自分が載せたい広告をただ闇雲に使うのではなく、いかに動画や記事の内容とうまく関連させられるかが重要です。
ここまでで、アフィリエイトについてのイメージが掴めてきたと思います。
実際にどのような媒体を使って広告を載せていくのかについて説明していきます。
アフィリエイトの始め方
先で述べたようにアフィリエイトは自分がすでに持っているブログやメルマガ、YouTubeで流している動画の中に広告を載せることが一般的だと説明しました。
ここでは具体的にどのような載せ方をするのか、効果的に集客するためにはどうするべきなのかについて説明していきます。
1.ブログに広告を載せる
これはおそらく1番手取り早い方法ではないかと思います。一昔前に「アメーバブログ」が爆発的にヒットしたのをきっかけに日本でもブログを書く人が増えました。現在も様々なジャンルにおいて興味深いブログを手掛けている人はたくさん存在します。
私は日頃から特にスポーツ全般や海外移住・留学などの情報収集をするためにいろんな人のブログを拝見しています。実際にその人が現地に行った時の体験談を知ることができたり、その人しか知らない耳寄りの情報が得られたりと、私は誰かが書いたブログを読むことでかなり多くのことを学びました。
今では私も様々な情報を発信する側にまわり、ブログの存在が日々求められている時代になってきていると肌で感じています。
特に最近は新型コロナウウイルスの影響で今までの生活様式が変化し始めている時代の転換期でもあります。私も本来ならば行くはずだった海外への渡航も断念せざるを得ませんでした。
しかし、この状況だからこそ、海外から日本に戻ってこられない日本人の方のブログをみたり、最新の国際情報を手に入れたりと、以前よりも増してブログを閲覧する頻度は多くなりました。
さらに言えることは、リモートワークが増えたこの時代だからこそ、パソコンやスマホを扱う時間が多くなるので、これまで以上にブログを読む機会が圧倒的に多くなりそうです。
この機会をチャンスと捉えて「誰かに自分が知っている情報を共有したい」「私の日常について発信したい」と考えている人や「文章を書く事が単純に大好きだから」という方にとっても、うってつけの方法だと私は思います。
2.noteに広告を載せる
「note」というサービスをご存知でしょうか。
これは基本的にはブログのように、自分が共有したい情報や知識、ノウハウ
などを記事にしていくサービスです。
ブログとの決定的な違いは「自分が書いた記事を実際に販売する(購読してもらえる)」という点です。
もちろん、購読してくれる人がいなければ収益化は難しいです。しかし、最新かつ読んでくれる人のためになる記事を作成できれば、特定の読者からの評価をお金に換えることができます。
1つの分野に専門的あるいは精通していて、マニアックな部分まで見識がある人は、ブログよりもnoteを始めることを私はおすすめしています。
また、あなたのnoteを読んでくれる人をできるだけ増やすには、1回きりではなく長い目で見て継続的に購読してもらう必要があります。そのため、一定以上の文章力が必要になりますし、わかりやすい例え話やユーモアセンスも垣間見えるとより良いでしょう。
ちなみにnoteもAmazonのアフィリエイト広告のみですが、載せることができます。(2021年2月現在)
そこからその商品を購入してくれる人がいれば、自分の記事を購入してくれた時点で収入が生まれますし、アフィリエイターとして稼ぐこともできます。
まさに一石二鳥ですね。
特にnoteの場合は「こういう記事を読みたい」と、初めから記事を読む目的がある程度決まった上で閲覧してくれる人が多くを占めます。
なので、自分の記事と関連した広告を載せることはかなり効果的で成約率が高まります。
闇雲にいろいろな広告を宣伝するよりも、自分と同じ趣味嗜好の人に商品をおすすめすることができ、その人の興味を引きやすいのがその理由です。
また、noteは単純な記事だけではなく、ラジオのような投稿の仕方も可能です。書くよりも話すことで購読者を増やしたい人にぴったりな方法があり、自分に合った集客方法を見つけられることも魅力の1つです。
3.YouTubeチャンネルに広告を載せる
今や子どもの憧れの職業ランキングで上位を占めるようになったのが「ユーチューバー」です。
2020年も第3位に選ばれるなど、昔だと考えられないほど、その存在が身近に感じられる時代になりました。パッと思いつくだけでも有名なユーチューバーの方々はたくさんいますが、実は誰でも簡単にユーチューバーになれることを知っている人は意外と少ないように感じます。
Googleの個人アカウントを作成すれば、その瞬間から動画を投稿するか否かに関係なくユーチューバーになれるのです。
もちろん有名になるためにはかなりのファンを獲得する必要があります。さらにクリエイティブな発想を持ち、かつ動画を編集する技術や内容のクオリティも求められるため、相当な努力が必要とされる職業です。
しかし、近年は本当にたくさんのジャンルのユーチューバーがいるので、まずは様々な動画を一通り観て勉強し、「自分はどんな動画を投稿するのか」という戦略を立てると良いでしょう。
初めは自分の動画を観てくれる人が少なくて苦労すると思いますが、子どもから大人まで大多数の人が利用するYouTubeに広告を貼ることは、長い目で見るとかなり有効な方法です。
最近では一般人のユーチューバーが動画内で顔を出すことなく、1日のルーティーン動画やハウツー系の動画を公開している方をよく目にします。自分の趣味や子育てについての動画を載せている人もいます。
もし、すでに動画編集の知識や技術があったり、動画投稿自体に興味があるなら、是非YouTubeに動画を投稿し、そこに広告を貼るという方法をおすすめします。
4.SNSを活用する
さらにもう一つ、現在若者の間で人気なのが、インスタグラムなどのSNSを使ってアフィリエイト収入を得るという方法です。
これは私の友人の話ですが、彼女は昔からインスタグラムで自分が使っている化粧品やエステについてタグ付けをして投稿していました。
それはアフィリエイターとしてではなく、ただ彼女が「この商品をみんなに広めたい」という簡単な気持ちだけで投稿していたものでした。
しかし、彼女のインスタグラムがあまりにも人気だったため、その商品を取り扱っている会社から彼女へ直接連絡があり「うちの商品の広告を宣伝して欲しい」と正式に依頼が来たのです。彼女は今では立派なアフィリエイターとして生活しています。
椎別の友人は、手作りでアクセサリーを制作するのが趣味で、それを自分のンスタグラムやツイッターに投稿し続けていました。そしたら、日本でアクセサリーを手掛けているお店から商品の宣伝を依頼され、さらに彼女が作った商品を店頭に置いてもらえるようになりました。
このように「自分の好きなこと」を世間に発信することで、それを必要としてくれる人は世の中にたくさんいるということです。
特に女性は男性よりも美容関連の商品やアクセサリー、アパレルや雑貨などについて非常に精通している人が多いように感じます。逆に男性でも、今はメンズ用スキンケア商品が人気になってきているので、そういった知識を強みにどんどんSNSに投稿していくのも良いでしょう。
ツイッターでも宣伝はできますが、写真メインで扱うことができるため、私はどちらかというとインスタグラムをおすすめします。
男性・女性に関わらず、気軽に自分で情報を発信できるインスタグラムは、アフィリエイターとして活動するために特別な準備も必要なく、比較的ハードルが低いので、初心者が始めやすい媒体の1つだと私は思います。
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