はじめに
「ライティングがどういう仕事か理解している」「ライティング案件をいくつかやったことがある」という人向けの内容が書いてあります。
みなさんのなかで、副業をやっている人はどれくらいいるでしょうか?
副業に興味があるということは、今の本業で十分な収入が得られていないと感じている、生活していくだけの収入はあるけど将来が不安、という考えによるものでしょう。
特に30代、40代になってくると、子どもがいる場合、増え続ける学費が気になるところです。親も定年になったり、身体が不自由になったりするかもしれません。そうなると、果たして今のままの収入で全てをまかなっていけるのか、本当に不安になります。
自分たちの老後資金も貯めていかなければなりません。つみたてNISAやiDeCoなど、節税になる優れた投資制度もありますが、これらを使うにしても、投資に回せるお金の余裕があるのが前提です。
自分も配偶者も働いて、ようやく日々の暮らしが成り立っている、そのような家庭も多いことでしょう。持ち家があるのなら、30代、40代だとまだ20年以上の住宅ローンが残っているはずです。このように、お金が必要な場面を挙げだしたらきりがありません。
そこでおすすめするのが「ライティング」です。
ライティングで稼ぐコツについて、詳しく書いています。多くの方が副業を本格的に始め、経済的に豊かになれば幸いです。
①稼げるライターになるために
一言で「ライター」といっても、毎月、副業といえないレベルの稼ぎを得ている人から、子どものお小遣い程度しか稼げていない人まで幅広くいます。
その違いは一体なんでしょうか。
正しい文章を書けることが必須
稼げるライターになるために最も重要なこと、それは「正しい文章が書けること」です。シンプルではありますが、絶対に身につけておかなければならないことです。
難しく考える必要はありません。特に、普段から本を読んでいる人は、もうすでに身についているか、少しの訓練ですぐに身につきます。なぜなら、感覚として「正しい文章とは何か」が理解できているからです。
正しい文章とはすなわち、読者にとって「読みやすい」文章です。Webライターの場合は専門書のようなガチガチの内容を書くことは求められていません。読者が理解しやすい、やわらかい言葉でわかりやすく伝えることが求められます。
普段から読書をしている人は、「読みやすい」文章と「読みにくい」文章の違いがわかっています。そのため、それほど苦もなく正しい文章を書けるようになるはずです。
普段から本を読んでいない人はどうかというと、まずは本を読みましょう。
習慣になっていないとなかなか大変でしょうが、人に読んでもらう文章を書くのですから、やはり読書は必要です。
読書で選ぶ本も重要です。エンタメ小説のような軽い本ではなく、実用書を読むことをおすすめします。文章術の本を読めば、読書ができる上に文章術も一緒に学べて一石二鳥です。もしくは自分の興味がある内容の本、例えば歴史や科学、ビジネス書などもいいでしょう。
なぜ実用書がいいかというと、文章の構成がしっかりしているからです。ライティングの仕事は実用書のように、読者にわかりやすく伝えることを主とするものがほとんどです。小説を書くみたいな仕事はほぼありません。
パソコンが好きであること
何でもそうですが、続けるためには好きであることが重要です。
最近はスマホ、タブレットといった高機能デバイスの登場で、多くの仕事がこれらのデバイスで完了できるようになりました。パソコンでメールや文章を打つ機会が減ったという人も多いのではないでしょうか。
しかしライターという仕事に本格的に取り組むのであれば、パソコンは必ず持っておくべきです。スマホやタブレットもそれなりに早く文字が打てますが、パソコンで文章を打つことに比べたら、明らかに効率が悪いです。
何よりパソコンで作業することを必須にしているクライアントも多いです。
パソコンでできる案件の方が幅広いですから、もしパソコンを持っていないのであれば、高スペックでなくてもいいので、購入するようにしましょう。
タイピングが早いこと
ライター=タイピング速度といっていいほど、タイピングが早いことは大事です。ゆっくり正確に、もいいのですが、ライティングをする上でタイピングが遅いというのはとても効率が悪く、ライティングをしていてもおもしろくありません。おもしろくないということは、集中力も切れやすくなりますので、良い文章が書けないといった悪循環となってしまいます。
自分はタイピングが遅いと認識できているのであれば、練習しましょう。タイピングは練習すれば必ず速くなります。タイピングスキルは本業でも必ず役に立ちます。パソコンが使われなくなるようなことは考えられませんから、一生使えるスキルといえます。
タイピングの練習は無料サイトで十分です。お金を出してタイピングソフトを買ってくる必要はありません。
有名なタイピングの無料サイトとしては、「寿司打」があります。
寿司打(http://typingx0.net/sushida/)
ここである程度の高得点を出せるようになれば、問題なくライティングができるレベルになっていることでしょう。
依頼内容を正しく理解できる
ライティングは似たような案件も多いですが、クライアントによって細かく要求する内容が違ってきます。マニュアルを送ってくれたり、ライティング内容の詳細を説明してくれたりしますので、内容を正しく理解できることが大切です。
依頼内容どおりのライティングが最初からできれば、クライアントの訂正も入りませんので、結果的に効率の良い仕事となります。逆に、依頼内容の理解が不十分で、クライアントの意図と違うものをライティングしてしまったら、2回、3回と訂正が入りますし、最悪、信頼できないライターとして契約が途中終了となってしまいます。
効率的にライティングし、順調に収益を出していくためにも、依頼内容を正しく理解する努力をしましょう。
②実績を増やす方法
初心者向けのライティング案件もたくさんありますが、高単価案件を獲得し、ライティングで稼いでいこうと思えば、実績を増やすしかありません。なぜなら、実績がないと高単価案件に応募しても契約に至らないからです。
自分がクライアントになったつもりで考えてみてください。Aさんは初心者、ライティングをこれから始めようという人で実績0。一方、Bさんはライティング経験が半年以上、案件も50件以上完了させた経験がある。自分がクライアントなら、どちらと契約するでしょう。ほとんどの人がBさんだと思います。
このように、高単価案件を獲得するためには、まずはアピールできるだけの実績を増やしていかなければなりません。
最初は1文字0.1円~0.3円から
契約できる可能性が低いのに、何度も高単価案件に応募するのは時間がもったいないです。それよりも、1文字0.1円~0.3円の低単価案件からスタートしましょう。
低単価案件は時間がかかるわりに稼げません。そのため、できるだけ早い段階で卒業するべきですが、最初のうちはそれなりに価値があります。
低単価案件はまず、競争率が低いです。募集人数が10人にもかかわらず、応募が5人もいないことは珍しくありません。初心者のうちはそういった競争率が低いところを狙っていきましょう。
低単価案件のメリットは、契約を獲得しやすいことと、ライティングに慣れることができることです。
低単価だろうが高単価だろうが、契約できなければお金になりません。低単価でも仕事が完了すればお金になります。それに実績としてカウントされます。
また単価にかかわらず、細かくところはともかくとして、ライティングで求められることが全く違うということはありません。そのため、低単価でライティングに慣れると、後々、高単価案件を獲得できたときも、戸惑うことなく取り組むことができます。
文字数が多いものを選ぶ
ライティング案件にはだれでもできるようなアンケート、テレビや映画のレビューもあります。これらは文字単価はそれなりですが、求められる文字数は少ないことが多いので、避けた方が無難です。
文字数が少ない案件ばかりやっても稼げませんし、おもしろくありません。実績は増えるかもしれませんが、実力は上がりません。
獲得を目指す高単価案件は2,000文字~5,000文字であることが多いです。最初は時間がかかり大変ですが、5,000文字前後の案件をどんどんやる方が実力アップになります。
文字数が多いと、文章構成が身についてきます。リード文に始まり、1章、2章、3章と続く流れ、最後のまとめと、ライティングに必要とされる内容ばかりです。
また文字数が多い案件を数多くこなせば、ライティングをするのが楽になってきます。ライティングは最初が大変なので、離脱する人も多いのですが、慣れたら楽しく続けることができ収入も増えます。
ぜひ文字数が多い案件に積極的に取り組むようにしてください。
③文章術
ライターの世界では、正しい文章術を身につけることが稼げることにつながります。文章術がどれだけ実現できているかは人によりますが、文章術を学んでいるかどうかはその人の文章を読めばすぐにわかります。文章術を学んだ人の文章はとても読みやすく、わかりやすいです。そのような文章を書ける人はクライアントからの信頼も得ることができ、単価アップにつながります。
ここからは私がおすすめする文章術の本を紹介します。
「新しい文章力の教室」
唐木元氏が著者の「新しい文章力の教室」は、専業ライターや有名ブロガーも勧めるほどの良い本です。この本を5回以上読んで内容が頭に入ったら、確実に文章力が向上します。
この本に書かれている主な内容は、
- 何が良い文章かがわかる。
- いきなり文章を書いてはいけない。
→文章を書く前に「骨組み」する。本の中では「プラモデル」を例にあげ、わかりやすい説明
- 何が書きたいかパーツを揃える。
→パーツを組み合わせて文章を書くのがライティング
- 良い文章を書くためにはトレーニングが必要
→ライティングは自然に上手くならない。正しい文章の書き方を知り、トレーニングすることで上達する。
- わかりやすい文章に余計な文字は不要。
→余計な単語、不要な接続詞は削る。必要なものはしっかり入れる。
- 丁寧な文章を心がける。
→かっこいい文章は独りよがりにすぎない。読者が読みやすいか、内容を理解できるかが重要。
- 読者が最後まで読んでくれるように工夫する。
→何が読者を引きつけるかを考えて書く。これができないと読者は最後まで読んでくれない。読まれない文章に価値はない。
何十年もプロのライターとして自分で記事を書き、自分のノウハウを教えてきた人なので、とても説得力があります。ライターで稼いでいくなら、ぜひとも読んでおくべき本です。
「沈黙のWebライティング」
松尾茂起氏が著者で、この本ももちろんベストセラーですが、「沈黙のWebマーケティング」という本も有名です。稼げるライターはマーケティングの勉強もしていますので、興味があればぜひ読んでみてください。
「沈黙のWebライティング」に書かれている内容は、
- わかりやすい文章を書くコツが押さえられている。
- ライターに求められている文章の内容が理解できる。
- ブログ案件はSEO対策が必須。
→そのノウハウを理解できる。
- ライティングは「感覚」ではなく「論理」で書くことが必要。
高単価案件を獲得したときも求められるスキルなどがわかりやすく書かれています。ページ数が多めの本ですが、普通の本と違い、イラストや表がたくさん使われており、読んでいて飽きない、これがライターが目指すべき書き方、という感じで書かれています。
④プロフィールは重要
ライター案件を受注するクラウドソーシングのマイページ、ブログの自己紹介欄はしっかり書いていますでしょうか。自分がどのようなプロフィールで、ライターとして何を経験してきたのか、ほとんどの人は知りません。
対面であれば「愛想が良さそうだな」とか「話しやすくて助かる」といった印象が出てきますが、ネット上では自分の印象を伝えることもできません。
プロフィールを細かく、しっかり書くことは、高単価案件を獲得につながります。手を抜かずに書きましょう。
実績を漏れなく伝えるライター案件をいくつもこなして、実績を積んできているのに、それをプロフィールに書かないのは非常にもったいないです。
クラウドソーシングでは受注者の仕事した案件数が見られるようになっていますが、具体的にそれがどのような仕事なのかはわかりません。
自分がライターとして何文字の執筆を何件し、それはどのような内容だったのか、詳しく書きましょう。また、もし書けるなら、本業の仕事内容、趣味や特技もあれば、プロフィールの質が大きく上がります。
プロフィールが充実していると、それをみたクライアントから直接オファーが来ることがあります。私も最近は直接オファーの仕事がほとんどです。自分から案件探しに行く必要がなく、直接オファーが来る時点で契約に至る可能性が高いので、案件獲得に労力を使わずにすみます。
自分の知識を公開する
本業の仕事内容を書けるのであれば、職種、業界、業種、部署、仕事内容を細かい方がいいです。こっそり副業をやっている人は特定されないように注意が必要ですが、副業OKの会社なのであれば、書けることは全て書いた方が良いです。
自分が持っている資格や得意なこと、興味があることも書くのも良いです。
自分の持っている知識を公開することで、プロフィールのリアルさがアップします。クライアントが仕事を発注したいと思ったときに、受注者のなかからその仕事に合う人を検索しますので、そこにヒットすれば、オファーをもらえる確率が高くなります。
「仕事もらうほど詳しくない」というぐらいでも大丈夫です。興味がある、経験したことがある時点で他の人よりも一歩、二歩先をいっています。足りない知識は勉強すれば良いのです。多くのライターは勉強することにより、知識不足をカバーしています。
できないことは書かない
自分ができないことをあえて書く必要はありません。「IT関係は苦手です」とか「動画編集はやったことありません」などです。
ライターはたくさんいます。クライアントとしてみれば、少しでも不安がある人よりも、仕事を確実にこなしてくれそうな人を選ぶでしょう。
仕事がほしいのに仕事を遠ざけている、そのような状態にならないように気をつけましょう。
応募でもプロフィールは大事
ここまでオファーとしてのプロフィールの重要さを説明してきましたが、自分から応募する場合でももちろん、プロフィールは非常に大事です。
応募した後にクライアントがまずすることは、応募者のプロフィールの確認です。プロフィールがしっかり書かれている応募者に対してはクライアントの印象も良くなり、契約につながりやすくなります。
専門知識は高単価
高単価の仕事を発注するクライアントは、ライターに対して他の人にはできないレベルのライティングを求めています。
そのため専門知識があるライターは高単価案件を獲得するには非常に有利です。もし専門知識があるのであれば、それがクライアントに伝わるようにプロフィールにしっかり書きましょう。
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