⑤時間管理
ライターを副業でやるのであれば、時間管理は重要になってきます。本業を8時間とした場合、残りの16時間で通勤、食事、睡眠と絶対に外せないものを入れていった場合、自分が自由に動ける時間は限られていることに気付くはずです。
副業禁止について
副業に関しては、公務員は法律で禁止されていますが、一般のサラリーマンは法律による副業禁止の縛りはありません。むしろこれからどんどん推奨されていくことでしょう。
そうはいっても、副業禁止の会社はまだまだ多いです。万が一でも副業がバレないようにするために、どんなに仲がいい同僚だとしても、副業のことは話さないのが一番です。
副業バレの原因
副業が会社にバレる原因は、「住民税」です。副業収入で20万円を超えると確定申告が必要になりますが、副業収入によって住民税が上がり、その通知が会社にいってしまったために副業がバレることがほとんどです。
住民税での副業バレを防ぐために、確定申告のときに住民税の欄を「自分で納付(普通徴収)」にすることを忘れないでください。
転職活動をしてみる
また、副業がバレて会社に居づらくなっても気にしなくていいように、転職活動をすることをおすすめします。転職といっても、今の会社の仕事自体は好き、特に不満はないという人もいるでしょうから、今すぐどうこうという話ではありません。あくまで「転職活動」です。
転職活動はするだけならタダです。転職自体には確かにリスクがありますが、転職活動はノーリスク、もし自分にとってもっといい仕事が見つかればハイリターンです。
転職活動するならぜひ転職エージェントに相談しましょう。転職エージェントは自分に合った求人を見つけてくれたり、採用面接で失敗したとしてもきちんとフィードバックしてくれます。転職サイトで自分で仕事を探すよりはるかに効率が良いです。
本業中は本業に専念
副業がバレるバレない以前に重要なことは、本業の仕事中に副業をしないことです。当たり前だと思われるかもしれませんが、副業によっては本業中も結構気になるものです。
どの仕事も職務専念義務があります。手を抜いていたり、さぼったりしていていると、職務専念していないされて降給などの処分、最悪の場合は解雇ということもあり得ます。
副業も同様です。本業中に副業することは、本業にとってはさぼっているのと同じことです。本業は本業、副業は副業ときっちり分けるようにしましょう。
また本業の情報で副業するのも、副業がバレたときの処分の対象になる恐れがあります。本業からすれば情報漏洩していると見られかねないからです。本業で得たスキル、知識を活かすならともかく、本業の情報を利用することは避けるようにしましょう。
自己管理を怠らない
副業のための睡眠不足、体調不良も避けなければなりません。自分の身体を大事にするということはもちろんですが、本業に支障が出ることないようにしましょう。
早起きがおすすめ
副業するのにおすすめなのが「朝活」です。夜は早めに寝て、朝の4時、5時から起きて副業をしている人はとても多いです。
朝活をおすすめする理由はまず、会社からの電話が入らないことです。仕事によっては朝から晩まで電話対応に追われる、ということがあるでしょう。
しかし、早朝であれば仕事に電話が入ることはほぼありません。作業に集中することができます。
また朝は頭がすっきりしているので効率的に作業がすすめられます。夜は仕事の疲れが出たり、夕食後のリラックスによってもう一度モチベーションを上げるというのがなかなか難しいです。朝は体力も十分ですから、作業が非常にやりやすいです。
さらに出勤までという時間的制限がありますから、集中力が増します。出勤時間までがんばろうというモチベーションアップにもなります。
朝が苦手という人も多いので、全ての人におすすめできるわけではありませんが、夜は早めに寝られる、がんばれば早起きできるという人は、ぜひ朝活してみてください。
休みの日をうまく使う
仕事の疲れを癒やすために、休みの日を有効的に使うことは大事なことです。ただ、ダラダラ過ごして一日が終わった、というのでは非常にもったいないです。
休みの日はまとまった時間を上手に使う、絶好のチャンスです。
ライティングもそうですが、ライティングに必要な読書、ネット等の情報収集など、たっぷりインプットするにも最適です。
ちょっと疲れたら長めに休憩したり、昼寝したりするのもいいでしょう。
身体の休息、家族との時間も大切にしつつ、副業をやるにも休みの日を上手に活用してください。
隙間時間はインプットの時間に
今の時代、スマホがあるおかげでどこにいても情報収集ができます。通勤中も昼休みでもスマホ片手にインプットをする時間に充てられるはずです。
ただ隙間時間ができてから何を調べよう、と思っていたのでは、それで時間を費やしてしまいます。
隙間時間に何をするかは先に決めておきましょう。通勤中はスマホにダウンロードしていたライティングテーマに関する電子書籍を読む、昼休みはライティングテーマについて詳しく書いてあるサイトをチェックするなどです。
隙間時間も積もり積もればかなりの長さになります。SNSやゲームで無駄にしてしまうのはもったいないです。隙間時間も有効的に使いましょう。
⑥本業以外の時間は全てライター
⑤で時間管理についてお話しましたが、副業ライターである以上、本業はしっかりやりつつ本業以外の時間でライターとして結果を出していかなければなりません。
ライターに限らず、副業している人に多いのが「余った時間」で稼げるという甘えです。そういう人に限って、「時間がない」といいます。時間がないことはありません。全ての人に与えられている時間は、等しく「1日24時間」です。
本業によっては残業は欠かせない、顧客とのやり取りで待機している時間が長いといった都合はあることでしょう。しかしそうでない人は、副業する時間を作り出せるはずです。
AmazonプライムやNetflix、YouTubeなど、必要以上に見ていたりしないでしょうか。何となくテレビをつけて、ダラダラみていないでしょうか。SNSやスマホゲームで時間を無駄にしていないでしょうか。
例に挙げたような時間を削っていけば、副業に使える時間はもっと生み出せます。
副業もビジネスです。クライアントがいる仕事です。毎月数百円でいいという人は、余った時間だけ働くというのもいいでしょう。しかし副業に興味をもち、副業を真剣にやろうとしている人の多くは、お金を稼ぎたい、今の暮らしを少しでも楽にしたいという思いがあるはずです。
拘束時間があるサラリーマンと違い、1日8時間働いてもお金はもらえません。何時間働こうとも、結果を出さなければお金をもらえることはないのです。
1日1時間の仕事で結果が出せるなら、月に5万、10万円と稼げるかもしれませんが、そんな人はほぼいません。クライアントに認められる仕事をし続けてこそ、将来的に高い報酬を得られるようになるのです。
最良の結果を出すためには、作業にかける時間を確保することが必要です。自分の時間を削るわけですから、最初は大変かもしれません。しかし、それも少しずつ慣れてきます。時間を確保してライティングすることを習慣にできれば、つらいと思うこともないでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。稼げるライターになるために知ってほしい情報として、ここまでお話してきました。みなさんには稼げるライターになってほしいので、厳しいところも多少あったかと思います。
最後に副業ライターの良いところを説明します。副業ライターの良いところは何といっても「本業」があることです。ここは結構重要なところです。
本業があることがなぜ重要かというと、すぐに結果出す必要がないからです。専業ライターだと生活がかかっていますので、最初から結果を求めて行動しなくてはなりません。追い詰められた状態が続きますから、精神的につらいです。
一方、副業ライターは本業があるため、ただちにお金に困る、食べられなくなるということはありません。仕事は余裕がないと楽しくできません。せっかく副業しているのですから、稼ぐことも大事ですが、楽しくやるということも大事にしてほしいと思います。
私が今回、稼げる対象としてライターを挙げたのは、ライターという仕事が本当に楽しいからです。楽しい上に、ライターとしてスキルを上げていくことは、本業にもつながっていきます。
ライティングスキルは若手だろうがベテランだろうが、この先、仕事をしていく上でずっと必要になるスキルです。文章が苦手な人は書類ひとつ作るにも苦労します。しかし、文章が得意になれば、書類を作るのも楽しいものです。上手な文章で作られた書類は、上司からの評価も間違いなく上がります。
副業でライターしていることで、本業の仕事も上手くいくようになった、そういう感想を話す人も少なくありません。
みなさんも副業ライターで稼ぎ、本業でもライティングスキルを活かして人生を充実させていきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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