在宅副業12「オンラインセミナー」
12個目は「オンラインセミナー」です。
インターネットを通して、ZoomやSkypeといったビデオ通話を使えば、自宅にいながらも大勢の方に向けた「オンラインセミナー」を開催することが可能です。
セミナー開催は、1回の収益が大きく見込めるところがメリットになります。
参加者1人に対して「1000円」の参加料をいただくとして、10人だと「1万円」、50人だと「5万円」の収入になるわけです。
だけども、セミナーを実施する講師側は、10人参加しようが、100人参加しようが、やることは同じなんですね。
労力も、かかる時間もかわらないので、参加者が多い方が収益に繋がるということになります。
個人で有料チケットを販売し、指定の時間になったらZoomに参加してもらうようなスタイルでも良いし、オンライン講座のプラットフォームを活用しても良いでしょう。
多くの人にまとめてセミナーを行う場合もあれば、Cafetalkのように「マンツーマン」のオンラインレッスンを実施するようなスタイルもあります。
大人数のセミナーだと、コメントしたり質問したりすることが苦手な人も多いので、個別のレッスンが受けられるところに価値があるといえますね。
月収5万円を獲得しようとするのなら、低単価で大量の人を集めるか、高単価でも参加してくれる人を数名集めるかの2択になります。
Kindle出版やYouTube、ブログのような「ストック型コンテンツ」との違いは、セミナーを開催しないと収益が発生しないというところです。
もちろん、セミナー実績を積み上げていくと、後に開催するセミナーには参加者が増えてくれたり、価格を引き上げても参加者がいてくれたりと、積み上げ効果はあります。
だけども、書いた分だけ自動収益が積み上がっていくKindle本や、動画を投稿した分だ
け売上げが増えていくYouTubeのように、過去コンテンツがお金を運んできてくれる仕組みではありません。
1000円のオンラインセミナーなら、
1000円×50人=5万円
となりますので、1ヶ月間で50人のセミナー参加者を集める必要があります。
もちろん、数回にわけて開催しても良いので、1回の参加者が10名、セミナー回数が月間5回でも「月収5万円」ということになりますね。
初心者が行うマンツーマンの個別レッスンなら、「1回30分で3000~5000円」程度の価格が一般的です。
1回30分で「5000円」なのだとしたら、
5000円×10回=5万円
となりますので、30分×10回で、月間5時間ほどのセミナーを実施すれば良いことになります。
初心者の頃から月に合計5時間のセミナーを実施するのは大変かもしれませんが、これなら在宅でも十分に実現可能なラインだと思いますね。
活動を積み重ねていくと、徐々に固定のファンがついていきますし、参加してくれる人の数も増やしていくことが可能です。
そうすると、セミナーを開催する回数は変わらないのに、売上げはどんどん増えていきます。
長期的に見れば、収益をどんどん積み上げていける可能性を秘めているので、人に何か説明をしたり、そもそもしゃべったりすることが得意な人は、チャレンジしてみても良いでしょう。
在宅副業13「動画編集の代行」
13個目は「動画編集の代行」です。
2021年現在では、動画投稿者の数が飛躍的に増加しています。
YouTubeを主体としたYouTubeクリエイターもどんどん増えているし、動画で分かりやすく解説したコンテンツを販売したり、Kindle本の内容を補足するために動画解説を加えたり……と、様々なところで動画が活用されるようになりました。
やはり、スマートフォンを個人が当たり前の様に持つようになったからこそ、いつでも手軽に動画が楽しめるようになったので、ビジネスに活用するようになっていったんですね。
しかしながら、動画制作は非常に時間も労力もかかります。
動画制作には様々なスキルが必要ですので、個人でいきなり動画制作をするのはハードルが高いものです。
長く動画制作をしている人は「音声素材」「効果素材」「画像素材」などを豊富に持ち合わせているため、クオリティの高い動画を作ることができます。
そこで、動画で発信をしたい人が、動画作りを専門にしているクリエイターに仕事という形で「動画制作を代行する」ということが当たり前になってきました。
これまでもお話してきたとおり、クラウドソーシングサイトを活用すれば、誰でも手軽に専門のクリエイターに仕事を外注することができます。
ここをうまく使って、動画制作者として仕事を採ってくれば、月収5万円を目指すのは夢ではありません。
YouTuberから動画制作の仕事を受注するシーンを想定して考えてみますね。
当然のことながら、元となる動画データは発注者から送信されてきます。
カットや編集がなされていない、粗の動画データですね。
この動画をカットして見やすくしたり、テロップを入れて分かりやすくしたり、画像や演出を加えてよりクオリティの高い動画に編集していくのがお仕事です。
相場は5000円~といったところ。
もちろん、発信しているクリエイターが影響力や資金力を持っている場合は、専属契約で1万円以上を支払ってくれるケースもあります。
ですがここでは、クラウドソーシングで動画制作を外注した場合を想定しているので、「1本5000円」で計算していきます。
月収5万円÷5000円=10本
月間10本の動画制作を受注すれば、月収5万円に到達することになりますね。
これなら、手が届きそうではありませんか?
動画のジャンルや長さなどによっても相場はかわります。
しかも、互いに信頼関係が生まれてきて、要望にしっかり答えていけば、1本あたりの単価を上げてもらえることも一般的です。
最低単価で考えても月間10本の対応で月収5万円になりますので、在宅でも十分に副業で5万円を目指せるのではないでしょうか。
動画編集スキルは、これからの社会で長く稼ぐことができるジャンルのひとつなので、気になる方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
副業の中から、これから月収5万円を目指して頑張っていきたい副業は見つかりましたか?
思ったよりも難しそう!と感じたものもあれば、これなら私にもできそう!とやる気が出たものもあったのではないでしょうか。
ご紹介した副業は、どれも在宅で気軽に始められるものばかりですが、収益化のハードルは大きく異なります。
もちろん、得意不得意や興味の有り無しもあると思いますので、どの副業が1番良い!というものがないんですね。
様々な副業について知っていただき、その中でも稼ぎやすさや手軽さ、収益化が実現するまでの期間などを知っていただき、どの副業にチャレンジしたいのか?を総合的に判断して欲しいと思って、本書を書きました。
世の中には、副業をすすめる情報が山のように溢れています。
ブログ記事、YouTube動画、Kindleの本など、ありとあらゆるところで「副業をやりましょう!」と叫ばれているんですね。
会社にしがみついていてもなかなか給与は増えないし、もしかしたらリストラされるかもしれないといった不安も抱えやすい世の中です。
年金はもらえないかもしれないし、税率はさらに引き上げられる可能性もあるので、個人で稼げる力を身につけたい!と思うのは自然な流れなんですね。
ですが、いろんな副業を総合的にご紹介して、より良い選択をしていただけるようなコンテンツが不足しているなと感じていました。
ブログで稼いでいる人は「ブログ」を勧めるし、YouTubeをやっている人は「YouTube」を勧めるばかりで、本当に自分に合う副業ってなんだろう?と考えることが難しいんですね。
これまで、ブロガー、Webライター、Kindle作家、コンテンツ販売など、様々なビジネスに取り組んできました。
パートナーがハンドメイドや物販をやっていたり、知人が動画編集やオンラインサロン、YouTubeをやっていたりするので、ビジネス的な難易度や収益化のハードルについても肌で感じてきています。
そうやっていろんな副業にチャレンジし、いろんな副業の情報に触れてきたからこそ、最終的に「Kindle出版が合っている」と感じるに至りました。
あなたにも、総合的に判断した上で、自分に合う副業を探してもらって、その世界で成果を出して欲しい。
そして、副業を通じて理想の生活を手にするきっかけを掴んで欲しい。
そんな想いを込めながら、書かせていただきました。
あなたにとって「これだ!」と思える副業に出会えていたら、著者としてこれほど嬉しいことはありません。
改めて、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
また別の機会にお会いできることを、心より楽しみにしています。
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