5/10 ⑦初心者のノーリスク・オンライン起業法

3⃣セミナーを開催する

集客はどうする?

ネットの集客には無料のものと有料のものがありますが、ビジネスの成立しやすさを考えて、個人的には有料での集客をオススメしています。もちろん月額課金の企画ですから、少しずつ積み上げることで顧客数を増やすこともできます。よって無料からスタートしても問題ありません。

無料の媒体にはブログ、アメブロ、Facebook、ツイッターなどがあります。アメブロには店舗系方が多くいますので、そういった方向けの企画をお考えの場合は良いでしょう。アメブロの集客法は独自の攻略法が必要ですので、別の書籍を別途確認いただくと良いでしょう。

一般的なブログを書く場合は、独自ドメインとレンタルサーバーを用意し、WordPressを使って独自ブログを立ち上げましょう。重要なことはアメブロでもSNSでも、見込み客が悩みを解決する助けになるような有益な記事を書くことです。

またNoteを使った集客方法も確認中です。ある程度ノウハウが溜まりましたらまたメルマガやFacebookなどでシェアしたいと思います。

有料の媒体にはメルマガ広告、PPC、Facebook広告などがありますが、メルマガ広告は費用対効果のあるものが現状ほとんどないと考えて良いでしょう。タイアップ広告であれば、メルマガの発行者さんのブランドと読者との信頼関係が利用できますが、純広告で期待できるものはほとんどありません。

よってネット媒体でオススメできるものは、PPCやFacebook広告になります。PPCはGoogleよりもYahoo!の方が初心者の集客に向いています。またFacebook広告は出稿するターゲットを興味関心で絞ることができますので、広告媒体として非常に有用です。

具体的な出稿方法などをここで書くには情報量が多すぎますので、Google、Yahoo、Facebookの広告出稿については私の主催する学び放題ビジネススクールを活用してください。それぞれの機能や出稿方法は随時リリースされていますが、基本的な操作方法や考え方は変わりません。私はこれまでに個人で累計以上の広告費を使ってきましたが、その経験値以上に知っている人はそうは多くないと思います。

コロナショックによって広告全体の出稿量が減っていると言います。実感としても以前よりも割安で顧客獲得が可能になっていると感じます。見込み客獲得のコスト目安は、一リストあたり1,000~2,000円、見込み客の申し込み率は1%以上にすればペイしやすいと思って良いでしょう。ちなみにFacebook広告であれば、概ね一リストあたり2,000円であれば採算ベースに乗せるのは難しくありません。私個人としては一リスト500円程度で集客していましたので、Facebook広告は充分採算の取れる媒体だと思います。

Kindle出版

Kindleでの出版も集客に大変効果的です。個人でも電子出版を行うことはできますので、行おうとする講座の内容に関連した電子書籍を書いて、見込み客を集客することは効果的です。Kindleの場合は、売値に対する印税も35~70%受け取ることができます。もちろんKindleUnlimitedで読まれた分も印税に加算されます。つまりKindle出版では印税を「貰いながら」、実質無料で見込み客の集客ができるということです。今後Kindle出版に関するサポートサービスもリリースする予定です。

成果報酬型集客

成果報酬型のセミナー集客についてもお話しましょう。広告としては有料ですが、イニシャルコストがない、もしくはかからないものであれば出稿に伴うリスクは極端に小さくなります。大きく2つの方法があります。ひとつはセミナー集客サイトの活用、そしてもうひとつはアフィリエイトの活用です。

セミナー集客サイトとは、先にテーマ設定の欄でご紹介した「セミナーズ」や「こくちーず」といったサイトのことです。こうしたサイトへはセミナーに関心があるヒト達が自然にやってきます。ご自身のセミナーのカテゴリーがマッチするなら、登録しておくだけで興味関心の高いヒト達の目に留まることができます。手数料もかなりリーズナブルですし、申し込みがあった場合に手数料を差し引いた参加費が振り込まれます。出来高報酬と同じということですね。フルコミッションの営業マンのようなものですから積極的に活用しましょう。

またアフィリエイトを活用するのも良い方法です。A8やリンクシェアなどのASPを使うにはバカ高い登録料や使用料が必要になりますが、自分で管理運用できるASPシステムもあります。それを使用することで自分のためのアフィリエイト組織をつくることもできます。

届かないメールを届ける

あなたも日常的にメールをお使いだと思います。ただメールの配信先が多くなってくると一通ずつメールを配信していたのでは、とても対応できない場合が増えます。そういった場合、複数アドレスへ一斉送信できるメール配信システムを導入することで、作業の簡略化が図れます。

ただ残念なことにスパムメールの影響でどのメール事業者もメールが届きにくくなっています。特にGmailは2018年に迷惑メール判定基準が厳しくなりました。これによって、一対一のメールでも届かないといった現象が発生しています。この届かないメール問題に対してできる対策はいくつかありますが、メール配信専門事業者であっても、キチンと対応できていないこともあります。

ではどうすれば良いのでしょうか。

ページ数の関係で技術的な話を全部書くことはできませんがSPF(Sender Policy Framework)とDKIM(Domain Keys Identified Mail)を設定することと、ゆっくり配信することがスグにできる対策法だと覚えておいてください。

一番カンタンな対策法は、DKIMやSPF設定を行ったGmailからメールを送るということです。またGmailは一度の作業で、200の宛先に一斉送信ができます。

Gmailの連絡先に参加者のアドレスを登録しておくと、手軽に一斉送信ができますのでオススメです。ただその場合は必ずBCCで送信するようにしてください。間違えてCCで送信したりしてしまうと、参加者のアドレスが他の参加者にも見えてしまいます。これはトラブルの原因になりますので、充分ご注意ください。

 

4⃣セミナーを録画する

開催したセミナーや講座は録画して、当日参加できなかった受講生が見えるようにします。これを導入することでレバレッジが一気に大きくなります。一般的な会場型のセミナーや講座であれば、当日その場にいなければならないという時間と場所の制約が発生します。これは参加する受講生の時間を拘束することから起こる制限です。

しかし時間と場所の制約を超えられるなら、会場型のセミナーよりもっと多くの受講生を集めることができます。会場のみのセミナーで20人の受講生を集めることができるヒトは、時間と場所の制約がないなら、およそ10倍規模の集客ができるでしょう。

仮に開催地の近くに住んでいたとしても、ただ時間の都合がつかないというだけで行くことができないのですから、それを「見えるようにする」ということには大きなメリットがあります。

時間と場所の制限をなくすだけで、月100万程度の事業規模が1000万、2000万といった規模に拡大することは珍しいことではありません。

誰が撮影するか

セミナーや講座をネットで見ることができるようにするためには、撮影が必要です。誰がセミナーを撮影するのかについて、方法は2つあります。ひとつは自分で撮影する方法、もうひとつは誰かに依頼する方法です。

自分で撮影するなら費用はほとんどかかりません。自分で撮影というとピンとこない方もいらっしゃるでしょう。しかし今は便利なツールが多く出ているのでそれほど難しくはありません。もちろんプロのようなクオリティを出すのは難しいですが、最初からそれだけのコストをかける必要はありません。

売上の上昇に伴って使える変動費の額も上がりますので、売上が上昇してから撮影のクオリティを上げることにしても問題はないでしょう。むしろ最初は企画とコンテンツを充実させことと売上を立てることの方が重要です。もちろん資金に余裕がある場合は、最初から外部委託でも良いでしょう。

依頼するなら撮影と編集セットでの依頼がベターです。費用はピンキリですが、セットで受けてくれる小回りの効く業者さんも多数います。編集のできるカメラマンさんを探しましょう。

今はクラウドソーシングサイトが多数ありますので、そちらでフリーやSOHOの方を探すと良いでしょう。ただ編集項目が多くなると費用もかさみますので、編集作業が多くならないように注意しましょう。編集作業を多くしないためには、セミナー中の動きを抑えてカットを入れず通しで撮影できるようにすることです。講座の作り方にもよりますが、セミナー形式であれば大きな動きは出にくいですので、さほど問題にはならないと思います。

撮影・編集のプロに頼む

プロの業者さんを探す方法は概ね2つです。ひとつは「撮影代行」「セミナー撮影」などのキーワードに都道府県名を加えて検索する方法、もうひとつは知り合いから紹介してもらう方法です。腕はピンきりですし価格もピンきりですが、クオリティと価格は概ね連動しているものです。ただし大した技術がなくても高くチャージする業者さんもいますので、やはり紹介の方がベターです。

東京であれば私からご紹介することもできます。相性もあると思いますので、ご自身でお調べになった方も含め、複数の方と話してみられることをオススメします。

ココナラを使う

ココナラ(https://coconala.com/)というサイトがあります。知識やスキルを売り買いできるフリーマーケットという位置づけのサイトです。クラウドソーシングサイトのひとつと言っても良いでしょう。似顔絵やイラストから、コンサルティング、悩み相談、WEBサイト作成、ライティングなど、多種多様なスキルが出品されています。

撮影と編集をまとめて3万円程度で受けていただけるフリーの方がいたりしますので、予算が少ない場合など大変おすすめです。ココナラのサイトで「セミナー+撮影」などのキーワードで検索してみてください。

自分で撮影する

ほとんどの方がスマホをお持ちだと思います。スマホとアプリを活用することで、自分ひとりでもセミナー撮影をすることができます。必要になるものは

  1. スマホ
  2. スマホスタンド
  3. WEBカメラアプリ
  4. ワイヤレスマイク(Bluetooth)5)ネットに繋がったノートPC

です。

WEBカメラアプリはアプリストアで検索するといくつか見つかります。ワイヤレスマイクを使わずスマホ内蔵のマイクを使っても良いのですが、音質で視聴者の感じる動画のクオリティは大きく変わります。

ですので高いものでなくても構いませんが、音声用マイクを使うことを強くオススメします。つまり映像をスマホから、音声をワイヤレスマイクから拾う形にするわけです。

スマホをお持ちでない場合は、USBカメラをノートPCに接続する形でも良いと思います。ただカメラを移動させたり、向きを自由に変えることはできません。講師が自由に動き回ることはできませんが、一般的なセミナーであればそれほど問題にならないでしょう。

最近のスマホのカメは高機能ですから、下手なデジカメよりもキレイに取れます。ただしセミナー開始前に必ず映像テストと音声テストを行ってください。映像や音声を撮り逃した場合、リカバリが非常に難しいですから充分確認しましょう。

zoom(https://zoom.us/)

zoom(ズーム)というWEB会議アプリ、WEB会議ソフトがあります。コロナに伴うテレワークで、ユーザ数が20倍ほどに増えたそうですから、お使いになったことがあるかもしれません。

これはセミナー開催と録画をまとめて行うことのできるアプリですが、非常に使い勝手の良いアプリです。セミナーや講座をオンラインの開催から始めることもあるでしょうから、その場合は最初からこれを使うと良いかも知れません。

使い方は非常にカンタンです。

パソコンでスケジュールを決めると専用のURLが発行されますので、そのURLをオンラインで参加するヒトに送信するだけです。受講生がURLをクリックするとzoomが自動的に立ち上がります。

まだz00mをインストールしていないPCやスマホでは自動的にインストールの手順を誘導してくれます。無料版もありますが、有料版でも月2,000円~ですからコストパフォーマンスは非常に良いです。

だし開催には参加パスワードを設定することを強くオススメします。URLのみでの参加を可能にした場合、招待していないヒトが勝手に参加して場を荒らすこともあるようです。プロモーションの一環として無料オンラインセミナーを行う場合であっても、パスワードは忘れずに設定した方がベターです。

FreeConferenceCall.com(https://www.freeconferencecall.com/ja/jp)

専用アプリなしでも音声・ビデオ通話に参加できるオンライン会議が可能なサービスです。無料でも同時に1000人、最長6時間のオン会議に参加すライン会議ツールです。会議に参加するだけなら専用アプリをインストールすることなくウェブブラウザや通話から参加できます。

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