「月5万でも、月3万でもいいから、収入を増やしていきたい」「仕事(本業)以外で、収入の柱を増やしたい」「体を酷使しないで済む方法で、お金を稼ぎたい」「週末を利用して、収入を得たい」「将来に向けて、とにかく資産を増やしたい」
停滞が続き、先行きが不透明な日本経済。発生する頻度が増えつつある地震や台風、豪雨などの自然災害。そして、2020年、新型コロナウイルス感染症。
これまでの常識や認識が通用せず、何が起こるかわからない今の世の中において、家庭や職場に身を置きながら、こうした悩みや願望を持っている人は、非常に多いと思います。
そんな不安や悩みを少しでも解消させるために書きました。
『競馬を投資として捉えて、継続的な収入を目指す』
あなたの競馬ライフを後押しして、より望ましい将来をつくろうとする試みの一つです。
とはいえ決して、何もしなくても馬券の予想が当たったり、放っておいても収入が勝手に増えていくような「魔法の言葉」が書かれているわけではありません。
しかし、魔法の言葉になりうる要素は、できる限り詰め込んだつもりです。競馬予想の結果は、あなたのこれまでの取り組み方や考え方を少し工夫することで大きく変わるはずです。
なお、月5万の収入を一つの目標とはしていますが、この目標はあくまでも目安です。こちらを参考にしながら実践を繰り返すことで、さらなる収入アップを目指していただきたいと思います。もちろん、月5万まで狙わずに、月1万、2万程度を狙っていくことを目標にしても構いません。
焦る必要はありません。じっくりと確実に、やるべきことを一つずつ進めていきましょう。読み終えた日が、新たな競馬ライフの始まりです。
【補足】
こちらにおける「競馬」について
ここでの「競馬」は、JRA(日本中央競馬会)が運営している「中央競馬」を対象としています。地方競馬においても参考にできる部分はあるかと思いますが、ここでの考察・検証などは地方競馬を対象としては行っていませんので、予めご了承ください。
地方競馬(または海外競馬など)でも試してみたいという方は、各自の判断でお願いいたします。
なお、中央競馬には札幌、函館、新潟、福島、中山、東京、中京、京都、阪神、小倉の計10カ所の競馬場があり、主に土曜日と日曜日に開催されています。ちなみに、普段競馬をやらない人も一度は聞いたことがあると思われる、暮れの風物詩「有馬記念(G1)」は、毎年12月下旬の日曜日に、千葉県船橋市にある「中山競馬場」で実施されているレースです。
各レースの開催時期や日程等については、JRAのホームページ(https://www.jra.go.jp/)で確認してください。
【補足2】
なぜ、JRAの中央競馬を対象としているのか。
それは、土日に取り組むことができて、データが豊富にあるから。そして、外部の事象の影響を「受けにくい」からです。
すでにご承知の通り、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、国内外の多くのスポーツやイベントの中止が相次ぎました。
そんな中で、JRAが主催する中央競馬は、2020年2月末から(無観客での)開催を続けることができています。
JRAでは、新型コロナウイルスに対する安全面について、「競馬は屋外スポーツで、レース中に騎手同士が接触することはほとんどない。(無観客のため)競馬場で密の状況になることはない」と説明しています。また、政府による緊急事態宣言が発令された後では、感染拡大防止策を強化し、騎手が土日で違う競馬場に移動して騎乗することを禁止し、関東馬が関西のレース、関西馬が関東のレースに出走することなども不可(一部のレースを除く)として、感染のリスク軽減に努めていました。
また、外部からの影響を受けにくい最大の理由として、他のプロスポーツとの「収益構造の違い」があります。
プロ野球やサッカーのJリーグなどは、入場チケット代や飲食費など試合開催時におけるスタジアムでの収入が主となっていますが、競馬の場合、収益の9割以上を馬券の売り上げが占めているからです。
でも、その前に…。
第1に入る前に、触れておきたいことが一つだけあります。
それは、「競馬予想会社のカラクリ」についてです。
(興味がないという方は、飛ばしてしまっても構いません。)
第0
知っていないと損をする?「3回連続100%的中する競馬予想会社のカラクリとは」
突然ですが、あなたに質問です。
もし、競馬レースの勝ち馬を「3回(3レース)連続」で、しかも(上位人気ではない)「人気薄の馬」が勝つような難解なレースを含んだ予想を、100%の確率で的中させる競馬予想会社があったとしたら、あなたは、その会社の予想を「無視すること」ができるでしょうか?
じつは、ある仕組みを利用することにより、これは実現可能なことなのです。
例を挙げて説明します。
- こうしてできる「3回連続100%的中の競馬予想」
たとえば、ある競馬予想会社が、次のような3レースを勝負レースとして挙げたとします。
■今週の勝負レース第1レース(15頭立て)第6レース(8頭立て)11レース(16頭立て)
その競馬予想会社は、まず、1920件(※)のメールアドレスを用意します。
※メールアドレスの件数は、出走馬の数や、予想配信するレースの数に
よって変動します。
次に、その1920件のメールを、最初の第1レースの出走馬の数に分割します。第1レースは15頭立てとなっていますので、(1920-15=128)128件ずつに分けることになります。
128件のメールアドレスを1グループとして、計15グループができました。
続いて、各グループに、出走馬1頭ずつ(別々)の馬を推奨したメール原稿を作っていきます。
つまり、1グループ目には、馬番1の馬が本命という予想メール原稿を。2グループ目には、馬番2の馬が本命という予想メール原稿を、3グループ目には馬番3の馬を、4グループ目には馬番4の馬を…、15グループ目には馬番15の馬を、といった具合です。
そうして、15グループ分、すなわち、15パターンのメール原稿を作成すれば準備は完了です。あとは、レースの前日などに、1グループ128件ずつ、計15グループ(1920件)のメールをそれぞれの原稿で一斉配信します。
そして、レース当日。どんなことが起こるかというと…
勘の鋭い方は、もうおわかりかもしれませんね。そうです。
たとえ、第1レースでどの馬が勝ったとしても、(仮に最低人気の馬が勝ったとしても)いずれかの1グループの128件には、勝ち馬予想が的中したメールが届いたことになるのです。
続けます。
2つ目の勝負レースに提示されているのは、第6レース。ここは8頭立てとなりますので、準備するメール原稿のパターンは8種類となります。
メール送信の対象となるのは、先ほどの第1レースで勝った馬が記載されたメールを受け取っていた1グループ(128件)のみです。
この128件を8分割すると、1グループは16件。8グループに、それぞれの馬が勝つというメール原稿を、第1レースの確定を待って、配信します。
そして、第6レースも無事に終了。先ほどの第1レース同様、どの馬が勝ったとしても、いずれかの1グループ(16件)には、勝ち馬の予想が的中したメールが届いたことになるわけです。
最後も同じです。
3つ目の勝負レース、第11レース。残っているのは16件で、16頭立てですので、1件ずつに、1頭ずつ違う馬を推奨していきます。
そして、第11レースが終了。ここでも大穴と呼ばれる馬が勝ち馬になったとしても、誰か一人には、その勝ち馬の予想メールが確実に届くことになります。
ここでもう一度、あなたに質問です。
1度や2度の的中だったり、1番人気や2番人気あたりの馬を的中させる競馬予想であれば、特に気にもならないと思いますが、もし、3回連続で、しかも、人気薄が勝ったレースなども含まれていたのにかかわらず、その競馬予想が見事に的中していたら、あなたは、その競馬予想会社からのメール情報を、「無視すること」ができるでしょうか。
「こんなに当たりが続くなら、ちょっと参考にしてみようかな。」「これだけ人気薄の馬を的中させるなら、次は予想に乗ってみようかな。」「ここまで予想が当たるということは、何か特別な情報源を持っているのでは。」
こう思ってしまう人がいても、不思議ではないと思います。
そして、3回連続で予想が的中したメールを受け取った人に向けて、次回のレースに向けてのお知らせメールが届きます。
脅威の3連続的中!回収率はナント●%!
次週は、今週以上に自信がある確勝級の予想を配信します。
すでに競馬関係者から極秘情報は入手済みです。大穴確実、超高配当は間違いなし!私たちの予想力にご期待ください。
弊社の情報をご希望の方には、特別に●万円で提供します。ただし、どこにも公開されていない極めて秘匿性の高い内容ですので、限定●名様までとさせていただきます。お申込みは今すぐ。お申込みはこちら→https://000…
こんな感じのお知らせです。
次週の情報に期待を寄せて、お金を払って情報を受け取ってみると…次に届いたメールの内容は、1番人気や2番人気の上位人気の馬を取り上げただけのような、旨みも妙味もない普通の競馬予想メールだった。
こんなオチで終わってしまうかもしれません。
- ハマッてしまわないために
そもそも、この競馬予想会社の目的は、「馬券を当てること」ではありません。この最後のお知らせ(営業)メールを送るまでに、あなたを「信じ込ませる」ことが目的です。
ご存じのとおり、メールの一斉送信や予約配信の機能を使えば、これらの作業はカンタンに行うことができます。とはいえ、外部からはそのメールの裏にある仕組みが「見えない」ため、自分に届いた情報だけをみると、本当に「3回連続100%的中した!」ように見えてしまうのです。
当然ですが、実際には予想が的中しているわけではなく、単に3回連続で当たったように「見せかけている」だけのこと。ただ、こうした仕組みを知っていないと、思わず信じたくなってしまうのも事実です。
例では、3レースまでとしましたが、これを4レース連続、5レース連続とすることも可能です。また、メールの送付件数を均等に分けるのではなく、勝つ確率がより高い馬の情報を配信する比率(対象者)を増やすなどの調整を図ることで、最終的に残る人、いわゆるお客さんの数をさらに増やすことも可能になります。
こうした仕組みを利用して、競馬予想メールを配信しているような競馬予想会社は、(少なくとも日本国内には、存在していないと信じていますが、メールやシステムの機能を利用すれば誰でもカンタンに実行できてしまう内容でもありますので、念のためご注意を。
メールやシステムなどの機能は日進月歩で発達しています。もしかしたらあなたがこれを読んでいる今も、より高度なシステムが開発され、ここに挙げたような仕組みよりももっと巧妙な仕組みが裏で構築されているかもしれませんので、くれぐれもご注意を。
もし、こういったカラクリを知らない競馬仲間や友人が近くにいたら、ぜひこの内容を共有していただき、お互いに注意するように心がけていただければと思います。
(当然のことですが、こういった仕組みをあなた自身が悪用しないようにお願いします)
次からは、競馬の基本を確認していきます。
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