はじめに
新型コロナウイルスの影響により、職を失ったり減給されたりとお財布事情に猛威を奮っていますが、そんな中「副業」が注目されています。
そして、今回のような緊急事態に備えて、お金をもっと稼ぎたいと思っている方が増加している傾向にあります。
こちらを読んでいるかたは、単に競馬の知識を知りたい人もいれば、競馬ではなく『副業』に関心がある人もいると思います。
共通して言えることは【競馬で稼ぐにはどうすればよいのか】に尽きるのかと思います。
読み進めて頂く前に、必ず『稼ぐコツ』をいくつかご紹介します。
ビジネス書や他の副業の書籍でも話をしていますが、人と違う道を歩みたければ
1.理想とする人(その分野での成功者)の真似をする
2.今のままだと将来どうなるかを考え、補正する
言いたいことは同じです。
人の真似をすることに抵抗があるなら、今のままの自分で将来幸せになれるのか、考えると良いでしょう。
馬券で負けて破産する未来が予測できているのに、そこから目をそらし、好きな馬券を買い続けるのか。
競馬の成功者複数人に話を聞いていると共通していることがあります。
それは、基本のルールを変えないことです。
そこをベースにして、様々な情報を仕入れた上で予測をすることで勝率をあげているのです。
今回は、まずはベースとなる競馬の基礎知識と基本ルール、情報の仕入れ方についてお話していきます。
勝率をあげることで、
競馬→『ギャンブル』ではなく『投資』となる→【副業】として稼げることに繋がっていくのです。
Step1.一番人気を誇るギャンブル「競馬」を知ろう
競馬に投資する前に、そもそも競馬とは何なのか?
最低限知っておきたいところですね。
競馬が日本国内において合法なギャンブルであることは、ほとんどの方がご存知だと思います。
ギャンブルには他にも様々なものがあり、さらに大きく分けて2種類の系統があります。
年末ジャンボなどで 有名な宝くじやCMでも 話題のロトシックスなどの 公営くじと呼ばれるギャンブルと、
競馬をはじめボートや自転車など、人間や動物を競わせる スポーツの勝敗で賭けをする公営競技と呼ばれるタイプのギャンブルです。
公営競技は全て未成年の参加が 禁じられていますので、競馬もその例外ではなく 参加は成人になってからと法律で決められています。
競馬の中にも「中央競馬」「地方競馬」と2つの区別があります。
2つの競馬の違いについては後ほど詳しくお伝えしていきますが、競馬に詳しくないという方でも聞いたことや観たことがあるというレースのほとんどは中央競馬です。
中央競馬は、地上波でレースの様子が中継される機会も多く、「有馬記念」や「東京優駿(日本ダービー)」、「宝塚記念」など人気の高いレースを多く開催していることも特徴です。
中央も地方も共通して、競馬とは対象のレースに出場する馬が どのような順番で、ゴールを決めるかを見極め、馬券を買う形式で賭けに参加するギャンブルです。
一番少ない金額だと1 00円で馬券を買うことができ、賭けた馬がレースに勝てば所謂「勝ち」です。
賭けに勝つと馬券を買った金額と いくつかのルールに基づいて、配当金を手に入れることができます。
開催していることも特徴です。
中央も地方も共通して、競馬とは対象のレースに出場する馬が どのような順番で、 ゴールを決めるかを見極め、馬券を買う形式で賭けに参加するギャンブルです。
一番少ない金額だと1 00円で馬券を買うことができ、賭けた馬がレースに勝てば所謂「勝ち」です。
賭けに勝つと馬券を買った金額と いくつかのルールに基づいて、配当金を手に入れることができます。
配当金が元金からどれくらい増えるのかはケースによって様々ではあるものの、状況が良ければ1000倍、もしくはそれ以上の金額を貰えることもあり、一攫千金を狙えるチャンスが潜んでいるというところも大きな魅力のひとつです。
古来、動物や人間を競わせ賭けるという文化は続いてきましたが、競馬も古くから伝わる代表的な賭け事です。
その歴史は既に100年は続いていると言われていて、日本でも昭和21年から 70年以上も公営競技として国の管理下で競馬を開催しています。
競馬は日本に限らず、ヨーロッパ圏だとイタリア、フランスや、 他にも香港やドバイでも親しまれています。
また、国境を超えた競馬レースも 定期的に開催されており、日本の馬も含めた 世界各国のトップクラスのレース馬が 出場するような大規模なものもあります。
合法ギャンブルの中でも競馬は一番人気といっても過言ではなく、好きが講じて競馬に出場する馬の馬主になる人も多いのです。
芸能人でいうと「まつり」などで知られる大御所演歌歌手・北島三郎さんや、抑え投手として国内外で活躍した通称・大魔神こと佐々木主浩さんが競走馬オーナーであることは競馬界隈では有名な話です。
そして、競馬の会場は中央と地方を合計すると25箇所、全国各地に存在しています。
ギャンブルとは言っても、競馬は日本人には昔から馴染み深く、多くの人に愛されてきた競技なのです。
Step2.特徴を掴んで正しく買おう!馬券のいろいろ
初めて競馬に参加した時に、最初に悩むのが馬券の買い方でしょう。
馬券には複数の種類があり、その特徴に合わせた購入の仕方もあるので、ある程度の基礎知識がないと楽しめない部分があるかもしれません。
難しく考える必要はまったくありませんが、少しでも知識があると馬券を買うところから競馬を楽しめると思います。
ここでは馬券の特徴と買い方をご紹介していますので、競馬に本格的に参加する前に ぜひマスターしてくださいね!
2-① 馬券に使われる「○枠■番」って何?
馬券の種類についてお話する前に、 押さえておきたいのが「枠番」と「馬番」です。
馬券の購入や予想などに使われ、枠番と馬番は それぞれ「O枠■番」というように表記されます。
【枠番】
そのレースに出場する馬を 8グループに分け、1から8までの数字を割り振ったもの。
レースを走る馬のどの馬にどの番号が当たるかは 抽選形式で決められ、少なくて5から多くて18まで割り振られる。 (※競馬のレースの最大出場頭数は18頭のため)
自分が賭けた馬を レースで応援するためにも、事前に枠番と馬番をチェックし、 ヘルメットの色とゼッケンの番号で見つけられるようにしておくことをおすすめします。
また、この後詳しく公式で買える 馬券の特徴や買い方を 色々お伝えしていきますが、馬券は1頭だけに賭ける買い方と、2頭3頭と複数に賭ける買い方があります。
これから競馬を始めるという方には前者をおすすめしていますが、ある程度馬券を買ったことがある・競馬を理解してきた、という方には後者をおすすめしています。
自分に合った方法を考えながら、馬券について理解を深めてくださいね。
2-② 1着を見極める!「単勝」単純に1位になる馬を予想し、
賭けた馬が1位になるかならないかで勝ち負けが決まるので、
予想も勝敗も非常にわかりやすい馬券です。
レースも自分の賭けた馬の行方だけを追えば良いので見やすいですね。
配当金は平均して1000円弱で、多くの人が賭ける馬が実際に1着を取る割合は3割ほどです。
単勝の買い方にもいくつかポイントがあります。
はじめのうちは1レースにつき1頭に賭けていけば良いと思いますが、慣れてきたら複数の馬の馬券を単勝で買っていくのも良いでしょう。
これを「多点買い」と言います。
1頭分だけだとその馬が1着にならなければそれで終わりですが、複数の馬に賭けていればそのうちどれかが当たるかもしれません。
ただし、1頭から3頭に賭ける馬の数を変えたからといって、馬の勝敗の確率は、サイコロのように均等ではないので注意が必要です。
勝ちやすい馬もいればなかなか勝てない馬もいるのでそう簡単にはいきませんが、
それでも
多点買いをすることで多少は当たりやすくなるというのは事実でしょう。
多点買いをする時に最も注意したいのが、
バランスを考えずつい買いすぎてしまうことです。
たくさん買えば外れにくくなるようカバー出来る感じがしてしまいますが、1レース毎に2枚3枚と複数の馬券を購入するということは、外れ確定の馬券を 余分に買っているということと同じです。
また、馬によってオッズは (当たった時の払い戻しの倍率)異なるので、購入する組み合わせによっては 仮に予想が当たっても儲けが少ない場合があります。
例えば3頭に賭けたうち 当たった馬のオッズが6倍だった時と、1頭だけに賭けて当たりオッズが 2倍だった時は、払い戻しされる金額は同じです。
しかし、3頭分の馬券を買った 分、多点買いをした場合の方が結果的に損しています。
当たりやすくすることも大切ですが、それぞれの馬のオッズがどのくらいか、どこまで買えば損しない範囲でおさめられるか。
その点に気を付けながら、賢く多点買いを活用していきましょう。
2-③ 初心者なら「複勝」から始めよう!
そのレースの1〜3位を予想して賭けるのが「複勝」という馬券です。
同じ複勝でも3位までが的中の対象になるのは8頭以上が出場するレースで、7頭以下のレースでは2位までが対象になるので
出場頭数はよくチェックしておきましょう。
的中の対象が1位だけから3位までに広がるため、単勝よりも的中の確率が およそ3倍に上がります。
さらに複勝の馬券の魅力は、賭けた馬が1〜3位の枠に入れば良い ということ。
3枚の馬券を買って 別々の馬に賭けた時、賭けた馬が1・2・3位を獲って 3枚とも当たり馬券になることもあるのです。
有力候補とされている馬が 予想通り1~3位に入る割合も 6割程度となっていて、このデータからも、非常に当たりやすい買い方であることがわかると思います。
その分配当金は低めの設定ですが、初めて競馬に参加するという方には 複勝から買ってみると、競馬の楽しさを実感しやすいでしょう。
払い戻しの倍率(オッズ)は、「1.3〜4.5」といった下限と上限の範囲で表されます。
実際の倍率はレースの結果が出た後、1〜3位の馬の組み合わせによって確定し、3頭のうちに倍率の低い有力候補の馬が いるかいないかでオッズも変わってくるのです。
人気の馬が入ってきた場合は、表示されていた範囲内の低いオッズで配当金が支払われます。
反対に3頭のうち人気の馬が1頭も入らなかったら、範囲内の高いオッズで配当金が支払われ大きく勝つことができる馬券になるのです。
2-④1位と2位を枠で選ぶ!「枠連」
1位と2位の組み合わせを選ぶ馬券で、ここまでご紹介した単勝や複勝との大きな違いは、「枠」が賭けの対象であることです。
枠番の項目でお伝えした通り、1つの枠には大抵2〜3頭の馬が割り当てられています。
そのうちどの馬が1位もしくは2位に入っても、枠さえ合っていれば的中ということになります。
例えば、 3枠と5枠の組み合わせを 選んで枠連の馬券を買ったなら、1位3枠・2位5枠の組み合わせか、1位5枠・2位3枠であれば当たりです。
馬の個体値から判断して賭けるよりも 当たる確率は 格段に低くなるこの枠連ですが、枠連の馬券を買うメリットとしては 当たった時に高配当であるという点です。
配当金は平均2000円を超えていて、他の馬券に比べても かなり大きな金額を得ることができます。
最近では、馬券にも様々な特徴のものが 発売されるようになってきたので、買う人を見かけなくなってきましたが、夢のある馬券なので 以前は高い人気を誇る券種でした。
2-⑤ 1位と2位を馬で選ぶ!「馬連」
こちらは枠連の馬バージョンといったところで、枠連に代わって人気となった馬券です。
1位と2位の組み合わせを、「馬」個体で選びます。
馬には馬番が割り振られているので、単純にその番号で馬を指定すればOKです。
枠よりもさらに数の多い馬が賭けの対象となり、2組を的中させなくてはいけないので枠連よりも難易度が高い馬券です。
だからこそ、比較的高い配当をもらえる枠連を大幅に超える配当金が貰えます。
平均で5880円ほどです。
ちなみに、馬連の馬券を買う時には人気馬に賭けてもまったく儲かりません。
1位と2位を勝ちやすい馬にすれば1〜2割の確率で当たりますが、その分配当金は500円ほどとかなり安い金額になってしまうことがほとんどです。
1~2割程度の的中率なのであれば、他の馬に賭けた方が有意義な気もしますね。
2-⑥1位と2位をぴったり当てる!「馬単」
馬連と少し似ている感じがするかもしれませんが、1位と2位の組み合わせだけでなく順位までぴったり当てるのが馬単です。
馬連では2パターンの的中がありましたが、馬単では1パターンの的中のみになるので当たる確率はもっと下がります。
そして、配当金額は5まででご紹介した中でも最も高い1万円超えのリターンを得られる可能性がある馬券です。
「万馬券」という言葉を聞いたことがあると思いますが、この馬単の馬券であれば万馬券に変わる可能性があります。
注意したいのが、順位を当てようとしすぎて1位に人気の高い馬を選んで賭けてしまうこと。
まず、勝てるとされている馬でも絶対に勝てるかというとそうではなく、1位になるのは3割の確率なのです。
そして1位に人気の高い馬を選んでしまうと、人気馬に賭ける人は多いため必然的にオッズが下がり、万馬券からは遠ざかってしまいます。
それどころか仮に予想が当たっても馬連に少し上乗せした程度の配当金しかもらえないので、馬単の馬券を買うならばあまり狙う人がいない穴場の馬に賭けるべきでしょう。
ハイリスクハイリターンを狙った買い方の方が相性の良い馬券だと思います。
2-⑦ 初心者は複勝の次に挑戦したい!「ワイド」
賭けた馬1頭が、1~3位に入れば的中となるのが「複勝」ですが、ワイドは賭ける馬が2頭になります。
選んだ2頭の順位は1~3位に入っていさえすれば問題ないので、1つの馬券で当たる可能性のあるパターンは3つです。
的中しやすくなる馬券なので配当金も2000円以下と低いことが多いですが、複勝よりは貰える金額も多いので、こちらも少し慣れてきたビギナーの方におすすめしています。
オッズの考え方も複勝と似ていて、人気の馬が1〜3位に入ってきてしまうとオッズが低くなってしまいます。
さらに、ワイドの馬券を買う時に注意したいのが、同じくらい人気のある馬が複数いるとワイドの馬券の需要が増えてしまい、オッズが極端に下がってしまう場合があるのです。
ワイドの購入を検討している時は必ずオッズの情報も仕入れて、リターンが少なそうな時は馬連にしておくのも賢い手です。
2-⑧ 1位から3位の組み合わせを当てる!「三連複」
三連複はとても難易度の高い馬券で、1〜3位の馬の組み合わせを予想して賭ける馬券です。
順番までは当てる必要はありませんが、3位以上に入る馬を3頭選び当てなければいけません。
配当金は平均23000円ほどでとても高い部類に入ります。
買い方にも注意が必要で、数枚買った程度ではなかなか当たらない馬券なので、バランスを考えつつも何種類かの予想パターンで多めに馬券を買う必要があります。
よく買われている枚数としては20〜30枚あたりで、これより買ってしまうと万が一予想が当たらなかった時にお金を使いすぎてしまったり、仮に当たっても馬券の購入金額が上回ってしまって。
損をしたりということになりかねません。
使える資金やその人の考え方に左右されるところもありますが、最初から割り切って、少ない枚数を買ってレースに挑み、勝った時のリターンで巻きかえそうと考えるやり方もあります。
確かに、広い予想で何枚もの馬券を買ったところで当たりは出ても1枚までなのす。
それはそれで三連複に適した買い方のひとつでしょう。
いずれにしてもとても高難易度な勝負になるので、競馬を始めたばかりの時点では購入を避けることをおすすめします。
2-⑨・2・3位のピタリ賞!「三連単」
三連複は順番関係なく組み合わせを決めれば良い馬券でしたが、三連単は1・2・3位をピッタリ予想し賭ける馬券です。
もちろん三連複よりも当てるのはかなり難しくなりますし、配当金は14万円前後と莫大な金額になってきます。
人気の高い馬が1~3位に入ってしまうとやはりオッズは下がりますが、それでも様々な組み合わせの馬券を多く購入しなければまず当たりません。
3連単は予想が遥かに難しいこと、ある程度資金の投入が必要であることから、競馬の予想がしっかり出来るかつ余裕資金で楽しめる人にだけおすすめします。
2-⑩ の超高難易度馬券!「WINS」
決められた5つのレースの1位を全レース分当てるという超高難易度馬券が、このWIN5です。
予想はつくと思いますが、競馬に慣れてきたとしてもよっぽどの人でなければ買えない馬券です。
その難しさも最高ですが、取り扱いのある馬券中最も配当も高い設定がされています。
宝くじ気分で買うのであれば楽しめるかもしれませんが、素人が買って成功できる代物ではないので本気で当たると思って一生懸命買ってしまうのは危険です。
個人的には競馬を健全に娯楽として楽しむためにも、買うのは控えるべき馬券だと考えています。
Step3.これだけは知っておくべき競馬の基本
馬券の特徴について知識を得た後は、早速実際に参加してみましょう。
その前に、競馬について最低限知っておくべき基本を簡単にお伝えします。
3-① 競馬には「中央」と「競馬」の2種類がある!
Step1で少し触れていた通り、競馬には「中央競馬」と「地方競馬」があり、競馬に明るくない方でも知っている有名なレースなどのほとんどが中央競馬です。
中央と競馬の大きな違いは、レースを開催する主催者が異なるという点。
中央競馬は日本中央競馬会(通称JRA)が運営していて、国との関わりが強く農林水産省に管理されています。
対して地方競馬は地方の自治体が管理運営を担っているため、中央競馬に比べると規模の小さい競馬だと言えるでしょう。
このことから、誰もが聞いたことのあるタイトルのレースは、大抵中央競馬が主催していますし、中継やCMが大きくテレビで取り上げられるのも中央競馬です。
絶対とは言い切れませんが、出場する馬の実力も中央競馬の方が高い傾向にあります。
規模だけでなく賞金や配当金などお金の動きも大きいことから、中央競馬を目指す騎手・馬は多く、芝コースに限定されていることから芝コースと相性の良い馬もこちらを目指すようになっています。
馬券の買い方やルールは共通していますし、地方競馬から中央競馬、中央競馬から地方競馬など双方への転向も良くあることなので、それほど関係性が薄い訳でもありません。
地方競馬出身でも実力に伴って中央競馬へ転向することもあれば、地方競馬に活躍の場を変えて成功する馬もいます。
また、中央と地方ではレース日程が重ならないようにレースが組まれていて、中央競馬は土日祝の開催に限定されていますが、地方競馬は土日の他平日にも レースが開催されることがあります。
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