4/15 ①仮想通貨の極

この世界的に大打撃を受けたコロナの影響で、「お金」や「働き方」について考えさせられている方は多いのではないでしょうか?

自粛や休業を受けて、お仕事や収入に不安を抱えている方はあなただけではありません。生活費の面で貯金を切り崩して生活をされている方もいらっしゃると思います。

でも実際、どのように貯蓄をし、どのように貯蓄を運営すればいいか・・・。答えなんて誰も教えてくれません。ファイナンシャルプランナーさんに相談にいくと言っても、どこで何を相談すればいいかわかりません。

私が「稼ぐ」「貯蓄」「運営」の方法としてオススメしたい一つの方法。それは「仮想通貨」です。ニュースなどでも耳にしたことがあると思います。

テレビでも芸人さんが「仮想通貨で大損したあ!!」なんてネタのように言ってたりしてますね。とは言え怖い印象なのはわかります。未知の世界に足を踏み入れるのは危険。

ですので今回は「仮想通貨って、何ですか?」というご説明から始めさせていただきます。

仮想通貨って・・・なに??

私もそうだったのですが、「電子マネーと仮想通貨って、同じじゃないの?」という方、いらっしゃいませんか?

大丈夫です!恥ずかしくなんかありません!順番に説明していきます。

 

  • 電子マネーとは

中国をはじめとした世界中ではキャッシュレス文化が根付いていますが、日本は、完全にその流れに乗り遅れています・・・。

2019年に国の施策でキャッシュレスが推進されたので、ここからようやく加速してきました。

電子マネーとは、「現金を電子データ化してデータのやりそり決済をする」ことです。

身近な電子マネーで言うと・・

  • Suica(スイカ) 
  • PASMO(パスモ)
  • ICOCA(イコカ)
  • PiTaPa(ピタパ)

などの「交通系電子マネー」と言われるものです。

上記のカードは、チャージ(入金)したら乗車券を購入しなくても、改札機にかざすだけで電車に乗ることができます。

これは「出発駅から到着駅までの運賃を自動でデータ化して、カードにチャージした現金をデータ化して決済している」というシステムなのです。

コンビニやスーパーマーケットでの電子マネー決済も同様です。

スマホアプリに銀行口座などからチャージした現金をデータ化して、バーコードやQRコードに読み取らせることによって決済するのです。

最近はその月の小遣いや生活費だけをチャージして家計管理をしている方も増えていますね。

ただ、ここでの注意ポイントは日本でしか使えないということです。次に行く前に、これは覚えておいてください。

 

仮想通貨とは

さて、いよいよ本題に入っていきます。「仮想」なんて怪しい名前が付いているので、響きは怖く感じますよね。また、「通貨」と言うくらいですから、紙幣は硬貨があるのでしょうか・・・?

そのあたりから説明していきましょう。

 

1⃣仮想通貨はお金

仮想通貨は2種類の特徴を持ったお金です。

<①データとしてだけ存在している>

つまり、紙幣や硬貨はありません。

実際に手元にあるお金(現金)ではなく、インターネットを通してやりとりするお金なのです。

ただ、海外旅行に行く方はご存知だと思うのですが、毎日「円」は少しですが変動していますよね?

30年ほど前は1ドル=360円くらいでしたが、現在は1ドル=120円の日もあれば、1ドル=100円くらいの日もあります。

ただし、日本国内での価格は変動しません。

1,000円札が、突然1,200円になったり、800円になったりしません。

仮想通貨も同じく、変動します。

次で、この変動についてもご説明します。

<②特定の国のお金ではない>

例えば日本は円、アメリカはドルがあるように、通常のお金は各国の中央銀行が発行しています。

現金を海外で使用するには、現地の通貨に両替をしなくては使えません。

しかし、仮想通貨は世界中で使えるお金です。

逆を言うと、各国の通貨の価値は、発行している国や中央銀行が決めます。

しかし仮想通貨は「価値を認めている人々」が決めるのです。

ここで先ほど少しご説明した「変動」のお話ですが、仮想通貨の変動はとても激しいのです。

これは国や中央銀行の管理下にないため、仮想通貨を全世界の人々が売り買いできるからなのです。

これは株や為替と同じです。(株と仮想通貨の違いは後で・・・)

そうですねぇ・・・、例えば、あなたが持っている仮想通貨の単位を「ハート」だとしましょう。あなたは先週、1ハート=1000円で購入したとします。

今週インターネットで価値を見てみると、1ハート=100,000円になっていることもあります。逆に1ハート=10円になっていることもあるのです。

電子マネーと仮想通貨の違いはお分かりいただけましたか?似てるように思えますが、実は全然違うものなのです。

これからもちょくちょく、この2つの違いをご説明しながら、いよいよ「仮想通貨」での稼ぎ方から運用方法を解説していきたいと思います。

次に、たぶんあなたが気になっているであろう「仮想通貨が変動するシステム」についてお話してみましょう。

なんで仮想通貨は変動するの??

先ほど「仮想通貨が変動する理由」についてはお話しました。

でもあなたはきっと

「いやいや!理由とかじゃなくて、どうなったら値上がりして、どうなったら値下がりするかが知りたいねん!」と、ハラハラソワソワしておられるでしょう。

大丈夫です。それをこれからご説明します。

先ほど「世界中の人々が売り買いできるのは株や為替と同じ」とご説明しました。

株は株式を発行する企業の業績によって株価が上下します。

その企業が新商品を開発・発売すれば株価は上がりますし、なにか不祥事が起これば株価は下がります。

為替(FX)は世界経済の動向にとって上下します。

例えばどこかの大統領が変わったとか、どこかの国とどこかの国が戦争を始めたとか。

スポーツのワールドカップで優勝したとかでも若干上下するという噂も聞いたことがあります。

思い出して頂きたいのですが、仮想通貨はデータ上だけの通貨です。

ネット上だけの通貨なので、企業や世界情勢での上下はないと考えられています。

ということは、

その仮想通貨の需要バランスのみで上下するということなのです。

つまり、その仮想通貨を買いたい人が多くなれば価格は上がり、売りたい人が多ければ価格は下がります。

例えば・・・

あなたが先週購入した1ハート=1,000円がテレビやマスコミで紹介され、その放送を観た視聴者が大勢、ハートを購入しました。

するとハートの価値はどんどん上がり、みるみるうちに1ハート=1,000,000円になりました。

それから数日後、また新しい仮想通貨「スペード」がマスコミで紹介され、ついには「超有名芸能人も購入!今噂の仮想通貨「スペード」と、雑誌でも取り上げられるほどになってしまいました。

するとハートを購入していた人たちが「スペードに切り替えよう!」と、大勢の人がハートを売り始めました。

するとハートは、みるみるうちに値下がり。ついに1ハート=10円になってしまいました。

てな感じです。

株や為替には変動幅がありますが、仮想通貨に変動幅がありません。

そのため、ずっと上がり続けたり下がり続けたりするのです。

「買いたい・売りたい」の基準は、その仮想通貨の知名度と信頼度です。

「そんなの、普通の人にはわからへん!」

そうですね。毎日ずっとテレビや雑誌をチェックしているわけにはいきませんもんね。

そこで次に、いよいよ「仮想通貨の稼ぎ方」に触れていきたいと思います。

 

知れば怖くない!仮想通貨の稼ぎ方

(その1:銘柄を知ろう)

さて、いよいよみなさんが一番知りたい「仮想通貨の稼ぎ方」のお話へ突入していきましょう。

まず最初にお伝えする事は「仮想通貨は1種類ではない」という事です。

実は、2,000種類以上もの仮想通貨が存在しているんです。

しかし、日本で取引できる銘柄はほんのわずかで、さらにその仮想通貨の種類の中でも、将来有望なのはほんの数種類です。

今回はさらにその中でも有望な3種類をご紹介しましょう。

  • 仮想通貨の火付け役!「ビットコイン」

一度はこの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

2009年に考案されました。2017年末に最高値を記録し、7年で200万倍以上の値に高騰したことで一躍有名になりました。

火付け役ということもあり、とても人気銘柄なので価格は高額です。

しかし、将来的にもまだ高値が見込まれる銘柄なので、価格が急落した時は買い時です!

  • 世界の金融機関も注目!「リップル」

このリップルは、アメリカのリップル社が管理しているので、グーグルなど、いろいろな大手企業が出資したり、業務提携をしています。

日本の三菱UFJ銀行もその一つです。

今後多くの企業が、リップルを利用したサービスを検討しています。

特徴としては、送金のスピードです。

通常仮想通貨の送金には時間と高額な手数料を要します。

しかし、リップルを利用すると、外国送金がほんの数秒で完了するんです。

この送金のスピードが、世界中の金融機関が注目する大きな理由なんです。

  • 中央銀行いらず?の「イーサリアム」

この「イーサリアム」は、仮想通貨の中でもとても柔軟性の高い仮想通貨です。

ただ、ビットコインなどに比べて仕組みが複雑です。ご説明しようとすると、すごい数の、意味のわからない単語が出てきます。

なので、超簡単に説明すると・・

イーサリアムの開発者がアプリ開発も独自で行っているので、開発アプリゲームの中で獲得したアイテムやキャラクターが資産になります。

つまり、自分で保持しているイーサリアムがゲーム内でアイテムやキャラクターとして譲渡もできるということ。

比較的身近に感じやすい仮想通貨なのかもしれませんね。

初心者の方は、とりあえずこの3銘柄で購入を検討されるのがいいかと思います。

 

知れば怖くない!仮想通貨の稼ぎ方

(その2:確実に稼ぐために必要なこと)

仮想通貨で確実に稼ぐ人って、どんな人だと思います?

正解は腰を据えて待てる人です。これ、簡単そうに聞こえて実はすごく難しいことなんです。強靭なメンタルが必要なんです。

具体的に説明していきます。

●Aさんの場合●

Aさんが購入している「ハート」の価格が下落し始めています!大変!

Aさんは「もっと下落したらどうしよう!そうなると、今買うのは損だ!」と購入しませんでした。

数か月後、「ハート」の価格が上昇し始めました!

さぁどうしましょう?!

Aさんは「もっと上昇するかも?!ここで買わないと!」と、焦って購入しました。

●Bさんの場合●

Bさんも「ハート」を保持しています。

「ハート」が下落しました!大変です!

Bさんは急落していることをチャンスと思い、ハートを購入しました。

さて数か月後、ハートの価格が上昇し始めました!

Bさんは「いや、今回は見逃そう」と、購入しませんでした。

AさんとBさん、どちらが確実に稼げる人だと思いますか?正解は簡単、Bさんです。

Aさんは上昇した時に焦ってハートを購入し、下落している時に購入しませんでした。

これは「高値つかみ」といって、仮想通貨で損をしてしまう人の典型的なパターンです。

対してBさんは「これ以上上昇したら確実に儲かる!」と思いがちな時に購入せず、下落し続けているタイミングで安値で購入しました。

この「高値の時に焦らずに購入を見送る」という行動が難しいのです。

ここで思い出してください。最初の方に仮想通貨の変動は激しいとお伝えしたと思います。つまり、下落してもいつか上昇します。

上昇しても、いつか下落します。

なので、下落している時に購入して、次の下落まで腰を据えて待つのが仮想通貨で稼ぐ上で一番重要なことなのです。

 

知れば怖くない!仮想通貨の稼ぎ方

(その3売って儲ける)

上記では「仮想通貨を購入して稼ぐ」方法をご説明してきました。

次は「売り時」のお話。

これからご説明するテクニックは、時間的にも余裕がないと難しいかもしれません。

そして超初心者にはあまりオススメできません。

参考程度に流し読みでもして頂ければと思います。

●資産と時間のある方へアビトラージのすすめ●

仮想通貨を売買する「仮想通貨取引所」という所が複数あります。

実は、同じ仮想通貨銘柄でも、取引所によって価格が違うんです。

アービトラージとは2つ以上の取引所での価格差を利用して利益を出す方法です。

たとえば・・・C取引所で「ハート」が990,000円でした。

一方D取引所では「ハート」が1,000,000円でした。

この場合、C取引所で990,000円で購入し、D取引所で1,000,000円で売れば10,000円の儲けになります。

これを何度も繰り返しながら差額で稼ぐという方法です。

「なんだ、簡単じゃん」と思われるかもしれませんが、アービトラージをするには、数か所の取引所に前もって仮想通貨を預けておかないといけません。

保有金額に余裕がないと焦ってしまい、きちんと売り時&買い時を見極めることが難しいでしょう。

ご自身の金銭的余裕と時間的余裕をよく考えてチャレンジしてください。

いかがでしたか?

誰もが「怖い」と認識している仮想通貨。

少しはイメージチェンジできたでしょうか?

仮想通貨で稼ぐには、時間と気持ちの余裕が大切です。

「すぐ稼ぎたい!」「定期的に稼ぎたい」とお考えの方には不向きかもしれませんね。

仮想通貨の認知度はまだまだ下火です。

これからどんどん知名度や利用者が増える前に、

いち早く少しでも仮想通貨についての知識を増やしておきましょう。

 

 

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