はじめに
はじめましてこんにちは。読もうと思っていただき、ありがとうございます。さっそくですが、あなたに質問です。
競馬には2種類の競馬があることをご存知でしょうか?
「中央競馬」と「地方競馬」の2つのことではありません。また、「公正競馬」と」「不正(八百長)競馬」のことでもありません。
ここでで取り上げている性質の異なる2つの競馬の存在を理解しておくことは、これから先もあなたが競馬を続けていくつもりならば、非常に重要な要素となります。
これまでの競馬に対する考え方や見方を改めるキッカケにもなる内容ですので、これを読めば、あなたの競馬力も、今まで以上に向上すると思います。競馬を通じて継続的に収入を確保するためにも、ぜひ、2つの競馬の存在を理解し、自分自身の競馬ライフに活かしていただきたいと思います。
競馬で勝つためには、2種類ある競馬を理解する
その一つは、「趣味競馬」です。
これは、競馬予想の語らいを楽しみ、血統を楽しみ、サラブレットと呼ばれる馬を楽しみ、レースを楽しむ競馬のことを指します。おそらく、競馬をやっている大半の方が、この「趣味競馬」に当てはまるでしょう。
なぜ、競馬をやっている大多数の方が、この「趣味競馬」に当てはまるのか?これには明確な理由があります。
それは、主催者であるJRA自体が、「趣味競馬」に人々が向かうように仕掛けているからです。難しいことは考えずに、とにかく競馬にのめり込む。若いうちから(馬券を購入できるのは二十歳から)競馬にハマる。そんな人が一人でも増えていくことをJRAは望んでいます。
このあたりの掘り下げについては、後ほど詳しく触れたいと思います。
2種類ある競馬のもう一つ。
それは、「投資競馬」です。
こちらは、あくまでも競馬で稼ぐこと。すなわち、利益を出すことを目的とする競馬を指しています。
生活のため、趣味のため、老後のため、誰かのため、自分のため。その理由は何でも構いませんが、とにかく、競馬を通じて「利益を出すこと」を主眼に置いたものが、「投資競馬」と言われるものです。
趣味競馬と投資競馬は、対象となるのは同じ「競馬」ですが、その考え方や取り組み方は、まったく別物です。この2つについては、あの名セリフで一躍有名になり、今では数多くのテレビ番組に登場している予備校講師・タレントであるあの方もインタビュー記事の中で触れています。
「趣味でやる競馬」と「生活のための競馬」という表現をしていますが、後者の「生活のための競馬」というのが、いわゆる(生活費を)稼ぐための競馬、「投資競馬」に当たるかと思います。ここで取り上げているのは、「投資競馬」についてです。目指すのはもちろん、利益です。
ですので、前者の「趣味競馬」のような内容を競馬に求めている方は、ここまでで読むのをストップすることをオススメします。
「趣味競馬」を極めようとしている方にとっては、この先を読み進めてもあまり意味はありません。時間のムダになってしまいますので、ここまでで読むのを止めてしまってください。(ここまで読んでいただき、ありがとうございました)
その反対に、「投資競馬」を求めている方。
競馬を投資的活動として捉えて、より戦略的、より実践的に利益を出すことを目指している方は、何かしらの気付きや発見があると思いますので、ぜひこのまま読み進めていただきたいと思います。
競馬において100%成功する絶対的手法は存在しませんが(もしあったら私が1000万で即買いますので教えてください)、それでも本書では、馬券の的中確率を上げ、さらには、馬券投票金額を上回る配当金を確実に得ていくためのエッセンスをできる限り盛り込んだつもりです。
競馬をやっている人や、これから競馬を始めようと考えている人にとって、競馬(予想)を一般常識とは違った視点で捉え、知っておいて損はない内容が詰まっていますので、投資競馬の確立を目指している方は、お見逃しなく。
それでは、スタートです!
◆
その前に・・投資競馬の方法をご説明する前に、一つだけ知っておいていただきたい内容があります。
それは、「3回連続100%的中させる競馬予想会社のカラクリ」についてです。
競馬予想会社には興味がない方でも、情報に対する姿勢やネット情報の扱い方について、この事例を通じて理解しておいていただきたいので、ここでご紹介したいと思います。
なお、直接関係ない内容ですので、興味がないという方は、このまま進んでしまっても構いません。
■「3回連続100%的中させる競馬予想会社のカラクリ」
競馬に興味があるあなたに、質問です。
もし、競馬の勝ち馬を「3回(3レース)連続」で、しかも(上位人気ではない)「人気薄の馬」が勝つような難解なレースを含んだ予想を、100%の確率で的中させる競馬予想会社が存在するとしたら、あなたは、その会社が提供している勝ち馬予想を「無視すること」ができるでしょうか?
じつは、ある仕組みを利用することにより、これは実現可能なことなのです。
具体例を挙げて説明します。
- こうして実現する「100%的中の競馬予想」
たとえば、ある競馬予想会社が、次のような3レースを勝負レースとして挙げたとします。
■今週の勝負レース第1レース(15頭立て)第6レース(8頭立て)第11レース(16頭立て)
その競馬予想会社は、まず、1920件のメールアドレスを用意します。この1920件という件数は、出走馬の数や、予想配信するレースの数によって変動します。今回の場合だと、1920件だということです。
次に、その1920件のメールを、最初の第1レースの出走馬の数に分割します。第1レースは15頭立てですので、(1920:15=128)128件すっに分けることになります。
128件のメールアドレスを1グループとして、計15グループができました。続いて、各グループに、出走馬1頭ずつ(別々)の馬を推奨したメール原稿を作っていきます。
つまり、1グループ目には、馬番1の馬が本命()という予想メール原稿を。2グループ目には、馬番2の馬が本命(◎)という予想メール原稿を、3グループ目には馬番3の馬を、4グループ目には馬番4の馬を…、と続けていき、15グループ目には馬番15の馬を、といった具合にです。
そうして、15グループ分、すなわち、15通りのメール原稿を作成すれば準備は完了です。あとは、レースの前日などに、1グループにつき128件ずつのメールを、計15グループ(1920件)のメールをそれぞれの原稿内容で一斉に配信します。
そして、レース当日。どんなことが起こるかというと…
勘の鋭い方は、ここまで説明すれば、もうおわかりかもしれません。そうです。
たとえ、第1レースでどの馬が勝ったとしても、(仮に最低人気の馬が勝ったとしても)15グループの中のどれか1グループの128件には、勝ち馬予想が的中したメールが届いたことになるのです。
続けます。
2つ目の勝負レースとして提示されているのは、第6レース。ここは8頭立てとなりますので、準備するメール原稿のパターンは8種類となります。
メール送信の対象となるのは、先ほどの第1レースで勝った馬が記載されたメールを受け取っていた1グループ(128件)のみです。
この128件を8分割すると、1グループは16件。8グループに、それぞれの馬が勝つというメール原稿を、第1レースの確定を待って、配信します。
そして、第6レースも終了。先ほどの第1レース同様、どの馬が勝ったとしても、いずれかの1グループ(16件)には、勝ち馬の予想が的中したメールが届いたことになるわけです。
最後も同じです。
3つ目の勝負レース、第11レース。残っているのは16件で、16頭立てですので、1件ずつに、1頭ずつ違う馬を推奨していきます。
そして、第11レースが終了。ここでも大穴と呼ばれる馬が勝ち馬になったとしても、誰か一人には、その勝ち馬の予想メールが確実に届くことになります。
いかがでしょうか。ここでもう一度、あなたに質問です。
一度や二度の的中で、1番人気や2番人気程度の馬を的中させる競馬予想であれば、特に気にもならないと思いますが、もし、3回連続で、しかも、人気薄が勝ったレースなども含まれていたのにもかかわらず、その競馬予想が見事に的中していたならば、あなたは、その予想会社からのメール情報を、「無視すること」ができるでしょうか。
「こんなに当たりが続くなら、ちょっと参考にしてみようかな。」「これだけ人気薄の馬を的中させるなら、次は予想に乗ってみようかな。」「ここまで当たるということは、何か特別な情報源を持っているのでは。」
こう思ってしまう人がいても、不思議ではないと思います。
そして、3回連続で予想が的中したメールを受け取った人に向けて、次のようなメールが届きます。
見事3連続的中!|回収率は脅威の●%を達成!
次週は、今回以上に確勝級の予想を配信します。すでに競馬関係者から極秘情報は入手済みです。
超高配当は間違いない情報です。私たちの情報網と予想力にご期待ください。
弊社の情報をご希望の方には、特別に●万円で提供します。ただし、どこにも公開されていない極めて秘匿性の高い内容ですので、限定●名様までとさせていただきます。万が一不的中でも継続保証・返金保証(条件有)を付加しておりますので、リスクゼロでご利用が可能です。お申込みは今すぐお申込みはこちら→https://O00…
こんな内容のお知らせです。
そして、次週の情報に期待を寄せて、高いお金を払って情報を受け取ってみると…次に届いたメールの内容は、1番人気や2番人気の上位人気の馬を取り上げただけのような、何の旨みも妙味もない普通の競馬予想メールだった。
こんなオチで終わってしまうかもしれません。
そもそも、この競馬予想会社の目的は、「馬券を当てること」ではありません。この最後のお知らせ(営業)メールを送るまでに、あなたを「信じ込ませる」ことが目的です。
ご存じのとおり、メールの一斉送信や予約配信の機能を使えば、これらの作業はカンタンに行うことができます。とはいえ、外部からはそのメールの裏にある「仕組みが見えない」ため、自分に届いた情報だけをみると、本当に「3回連続100%的中した!」ように映ってしまうのです。
当然ですが、実際には予想が的中しているわけではなく、単に3回連続で当たったように「見せかけている」だけのこと。
ただ、こうした仕組みを知っておかないと、思わず信じたくなってしまうのも事実です。実際にこういったメール情報を購入した人が大勢いることも事実です。
先ほどの事例では3レースまでとしましたが、これを4レース連続、5レース連続と設定することももちろん可能です。そうすることで、この予想メールは、より多くの人たちを信じ込ませることができるでしょう。
もっと言ってしまうと、メールの送付件数を均等に分けるのではなく、勝つ確率がより高い馬については、情報を配信する比率(対象者)を増やすなどの調整を図ることで、最終的に残る人、いわゆるお客さんの数をさらに増やすことも可能になります。
こうした仕組みを利用して、競馬予想メールを配信しているような競馬予想会社は、(少なくとも日本国内には)存在していないと信じていますが、メールやシステムの機能を利用すれば誰でもカンタンに実行できてしまう内容でもありますので、念のためご注意を。
ネットを取り巻くシステムの機能は日進月歩で発達しています。もしかしたらあなたがこれを読んでいる今も、より高度なシステムが開発され、ここに挙げたような仕組みよりももっと巧妙な仕組みが裏で構築されているかもしれませんので、くれぐれも油断せずにご注意ください。
もし、こういった情報のカラクリを知らない競馬仲間や友人が近くにいたら、ぜひこの内容を共有していただき、お互いに注意するように心がけていただければと思います。
(当然のことですが、こういった仕組みをあなた自身が悪用しないようにお願いします)
以上の内容を、ご紹介しておきます。次からは、競馬の本質について確認していきます。
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