はじめに
副業解禁が話題になったと思ったら、あれよあれよといううちに新型ウイルスのためにテレワークが普及しましたね。
おかげで自宅での自由時間が増えたという人も多いはずです。
せっかくの機会です。どうせならその「時間」、有意義な使い方をしたいと思うのは私だけではないでしょう。
そこで、私が今考える、これから盛り上がる副業5選に関するアイデアをみなさんとシェアしたいと思います。
今この時点で副業に取り掛からない理由はありません。
副業といえども一種のビジネスですから、早くに始める方が有利に働くに決まっているのです。
「でも、副業っていったって、いったい何から始めれば…?」
そんな方は、ぜひ本書を最後までお読みください。特別なスキルがなくても始めやすい副業5つの特徴をコンパクトにまとめています。
それぞれに他の副業と比較したときのメリットやデメリットを盛り込んでいます。
5つの副業はどれもおすすめな方法ですが、その人の予算やライフスタイルによって、向き不向きもあるでしょう。
それぞれのメリットとデメリットを比較すれば、おのずと自分にぴったりの方法が見つかるはずです。
そして、方向性が決まれば、あとはその道をどんどん研究していくだけです。
みなさんの、今後の副業設計、そして人生設計のための小さな羅針盤になれるなら、これほど幸せに感じることはありません。
ブログアフィリエイトで稼ぐ
最近は、だれでも簡単にブログを書くことができるようになりました。
少し前であれば、ブログを書くのは特別な知識が必要でしたが、今では知識ゼロの初心者でも数時間でブログを新規作成して記事を投稿することが可能です。
そんなブログを使って稼げるのがブログアフィリエイトです。
ブログアフィリエイトとは、ブログに商品やサービスの広告を貼ってお金を稼ぐ方法です。
すでにブログを持っている人であれば、今すぐにでも始めることができます。
ブログアフィリエイトのやり方
必要なものは、ブログと広告リンクです。
広告リンクはASPという業者を介して無料で入手することができます。
ASPへの登録はたいていの場合ブログ審査が必要ですが、A8ネットという業者は「ファンブログ」という無料ブログを運営しており、登録と同時に「ファンブログ」でブログを作ることも可能です。
ブログを持っていない方でも、すぐに始められる最短の方法です。
ブログアフィリエイトのメリット
自分の好きなことや趣味の延長線でできる
誰でも一つくらい夢中になっていることや他人よりも深い知識を持っているものがあると思います。
ブログアフィリエイトは自分の好きなことについてブログを作り、そこからお金を稼ぐことができます。
普段の会社勤めでは、自分のやりたい仕事や好きなことを活かせる場面は少ないかもしれません。
でも、ブログアフィリエイトなら、自分の好きなことについて思う存分書くことができます。
Webサイトやマーケティングに関する知識が学べる
ブログアフィリエイトは、専門的知識がなくても始めることができます。
しかし、より多くの人にブログを読んでもらいたい、そしてより多くの金額を稼ぎたいという欲が出てくると、ブログデザインのカスタマイズやウェブマーケティングついてもっと学びたくなるはずです。
結果、いつのまにかウェブサイト作成やマーケティングについて、他人よりも知識がついていることに気づくでしょう。
本職の会社においてもウェブサイトやデジタルマーケティングに関する知識を持っている人材は貴重なはずです。
ブログアフィリエイトという副業を通じて、自然にこれらの専門的知識が身につくというメリットがあるのです。
ブログを作り込んでしまえば不労所得化できる
一度作ってしまったブログは、削除しないかぎりネット上に存在します(無料ブログサービスによっては、まれに強制的に削除されることもあります)。
あなたが書いた記事も、挿入した広告も、自分で消すことがなければずっと誰かに読まれることになるのです。
ブログである程度の閲覧数を獲得するまでには少し時間がかかりますが、いったんブログを作り込んでしまうと、放置しておいても収益をもたらしてくれる不労所得になるという大きなメリットがあるのです。
ブログアフィリエイトのデメリット
収益化までに時間が必要
ブログアフィリエイトにはメリットがたくさんありますが、最も大きなデメリットは、収益化までに時間を要することです。
もちろんやり方次第ですが、たいていはブログを始めてから稼げるようになるまでに数か月かかります。ブログ初期段階においては、たとえぜんぜん稼げていない状況でも、ブログ記事を書き続ける必要があり、多くの初心者ブロガーがここで挫折します。
でも、逆にいえば、このデメリットさえ覚悟しておけばよいのです。ブログアフィリエイトはあきらめたらそこで終わりです。決してあきらめない、結果を出すまで継続するという強い意志が必要です。
noteで稼ぐ
noteとは、文章や画像、音声などのコンテンツを誰でもアップできるプラットフォームです。
無料で使え、現在ユーザー数を大きくのばしており(2020年4月時点の月間ユーザー数4,000万人以上)、トップブロガーや有名人が使っていることでもよく知られています。
noteで稼ぐ方法
noteはだれでも無料でコンテンツを投稿できますが、副業として稼ぐなら以下のような方法があります。
- 有料コンテンツを販売する・クリエイターサポート(投銭)を待つ
- 定期購読マガジンを発行する
- サークルを運営する
- アマゾンアフィリエイトで稼ぐ
結論からいうと、この中で無料でできて初心者におすすめなのは有料コンテンツ販売です。
クリエイターサポートは、コンテンツを閲覧した人(ユーザー)による任意の投銭(チップみたいなもの)です。
よほど投稿を気に入ってくれた場合にもらえることもありますが、著名人でもない人がnoteで活動してクリエイターサポートを待つのは、ちょっと現実的ではありません。
定期購読マガジンは、週刊や月刊でコンテンツを投稿することで、購読者から毎月一定金額を徴収することができます。
ただし、定期購読マガジンの発行には、noteプレミアム会員(月額500円)になる必要があるうえに、知名度のない人がいきなり定期購読マガジンを発行しても誰も買ってはくれません。
サークルは同じ趣味や関心を持つユーザー同士のコミュニティを運営し、月額料金を受け取る方法です。これも、知名度のないフツーの人がいきなり始めても参加者を募るところで苦労します。
noteではアフィリエイトを行うこともできますが、「アマゾンアソシエイト」だけになります。
Amazonで扱われている商品についてアフィリエイトができるわけですが、アマゾンアソシエイトを始めるためにはAmazonによる審査に通過しなくてはいけません。
また、たとえアフィリエイトができたとしてもその報酬額は商品販売価格の2~10%ですので、よほど閲覧数がないとまとまった金額を稼ぐのは容易ではありません。
つまり、初心者にとっては有料コンテンツ販売一択ということになります。 自分の得意なことやノウハウ、体験談を文章にしてnoteにアップし、それを有料で販売するというやり方です。
noteで行う副業のメリット
収益化までが早い
ブログアフィリエイトに比べると、noteでの有料コンテンツ販売は結果が出るまでのスピードが速いです。
もちろん、売れるコンテンツを提供することが大切ですので、質の高い内容であることが前提条件です。
質の高い内容といっても、特別専門的な話や難しいコンテンツである必要はありません。
売りやすいのは、他にはない自分の貴重な体験談やノウハウです。成功談も失敗談も売れます。
また、noteの有料コンテンツ販売では、小説や漫画などの創作を販売しているクリエイターも多いです。
収益化の方法が多様
初心者の場合は、有料コンテンツ販売一択だといいましたが、noteに備わっている収益化の方法が多様であることはメリットの一つでしょう。
有料コンテンツで売れるようになれば、認知度も上がります。そうなれば、サークルを運営したり、定期購読マガジンを発行したりすることで、さらに収益アップを狙うことができます。
また、有料コンテンツ販売にも、有料ノート販売と有料マガジン販売という二種類の方法があります。noteに掲載される1ページは「ノート」と呼ばれますが、複数のノートを集めれば「マガジン」が作成できます。
有料ノートを一つずつ販売すると同時に、いくつかのノートを集めた有料マガジンを作って、バラ買いするよりもお得な値段を設定すればもっと売りやすくなります。
不労所得が作れる
noteの有料コンテンツは、一度作ったら削除されない限りそこに表示され続けます。
そのため、いったん作ったあと放置しても、放置している間に誰かが購入してくれ、収入が上がっていることもあるのです。
あなたが眠っていても遊びに出かけていても、あなたが作った有料コンテンツはそこに存在し続け、収益をもたらしてくれるのです。
noteで行う副業のデメリット
自分で宣伝しないと売れない
noteは、自分の好きなことを書けば売れるというものではありません。
売り上げを上げたいのであれば、売れるコンテンツ作りを行うこと、質の高い内容に作ること、そして自分で宣伝アピールすることが大切です。
noteでは、優れたコンテンツはnote運営側でおすすめにピックアップされる可能性もありますが、これをただ待つのはいささか楽観的すぎるでしょう。
有料コンテンツである程度の金額を稼ぎたいのであれば、自分で積極的にアピールしていく必要があります。
ツイッターなどのSNSやブログを持っている人はブログで紹介したりして、潜在的購入者を自分のnoteへ誘導しましょう。
note側による削除の可能性あり
ユーザー数を劇的に増やしているnoteですが、中には運営側にとって好ましくないコンテンツも存在するようです。
2020年3月あたりから、noteに投稿していたコンテンツが運営側に削除されることが数件起こっています。
noteの規約にそった内容で、ユーザーに大きな不利益をもたらすものでなければよほどのことがない限り削除されることはないと思います。
しかし、それでもnoteはあくまでも一つのプラットフォームですので、運営側が方針を変更すればそのたびに投稿の強制削除が起こる可能性は否定できません。
noteで有料コンテンツを投稿する際には、必ずバックアップを取っておきましょう。
コメント