Zoomで稼ぐ
新型コロナウイルスの感染拡大防止からテレワークが増えた方の中には、Zoomミーティングを行っている人も多いと思います。
Zoomは一種のネット通信ツールですが、その特徴は、無料プランであっても、一度に100人までの人がミーティングに同時参加できるという点です。
この理由のため、大学などの講義もZoomで行われるようになりましたね。
Zoomに似たネットコミュニケーションツールにSkypeがありますが、Skypeでは最大50人までとなっていますので、Zoomほどの大人数を相手にすることはできません。
これを活かした副業が、Zoomを使ったオンライン講座です。
Zoomで稼ぐ方法
Zoomで行う副業とは、Zoomミーティング機能を使ったオンライン講座を開催するという方法です。
講座参加者からの参加費用を稼ぐことができます。
Zoomにはプレゼンテーションに便利な機能がたくさん搭載されているので、対面に近い形で講座を開催することができます。
自分の得意なことやスキル、ノウハウを他人に教えることができるので、やりがいのある副業ともいえるでしょう。
「他人に教えられるようなスキルはない」という人もいるかもしれません。
でも、ある程度の人生経験を積んだ人なら、何かしら他人より得意なことがあるものです。料理が得意なら料理教室が開けますし、楽器が得意ならそれを教えることもできるでしょう。
オンラインではなく、リアルでこのような講座やコースを開催しようと思うと、場所を探す必要がありますし、場所代もかかります。
でも、Zoomなら自宅ででき、場所にかかるコストもありません。
Zoomで行う副業のメリット
場所に縛られることなく参加者を募集できる
Zoomで行うのはオンライン講座ですので、ネット接続があれば世界のどこからでも参加することができます。より広い範囲で参加者を募集できるので、その分稼ぎやすくなります。
例えば、外国人に日本語を教えるコースを開催すれば、それこそ世界中からアクセスするさまざまな国籍の人との交流が可能になるでしょう。
人前でプレゼンするのが上手くなる
普段何かを教える機会が少ない人でも、Zoomでオンライン講座を数回行うことで、人前でプレゼンテーションするのが上手くなります。
講師として、どんなふうに説明すれば分かりやすくなるのか、どんな話し方をすれば伝わりやすいのか、そしてどんなふうに自分をカメラに映せばより「講師らしく」見えるのか、毎回試行錯誤の連続になることでしょう。
そうやって工夫を重ねるうちに、確実にプレゼン力が上達するはずです。
これは、会社でプレゼンテーションするときにも活かせるスキルですよね。
長期コースを開設すれば安定して稼げる
Zoomオンライン講座を開いたところで、最初はなかなか参加者を集めるのが難しいかもしれません。
ときには特別価格や無料で提供して集客する必要もあるでしょう。
しかし、いったんリピーターがつけば長期コースを運営して長期的に安定収入を得ることが可能です。
先ほどもいいましたが、無料プランでも同時に100人までの生徒さんを相手にできますので、ある程度集客できれば1時間の講座で大きな金額を稼ぐことも可能です。
Zoomで行う副業のデメリット
顔出しする必要がある
Zoomでオンライン講師を行う場合、顔出ししないわけにはいかないと思います。
もしかしたら、顔出ししないですむ方法があるかもしれませんが、私は思いつきません。
参加者の信頼を得るためにもやはり顔出しは必要となるでしょう。
そのため、身バレするのは困るという人には向かない副業です。
自分で宣伝しないと参加者が集まらない
知名度のないフツーの人がいきなりオンライン講座を始めますといっても、なかなか参加者を集めにくいものです。
Zoomでオンライン講師をする際には、自分以外だれも宣伝してくれる人はいません。
自分でテーマを考え、自分でプランを作り、開催日時を決めて、自分で参加者を募る必要があります。
ブログやメルマガをやっている人なら、そこからの集客が可能ですし、ツイッターなどのフォロワーが多い人ならそこで宣伝すれば反応が得られるかもしれません。
ココナラで稼ぐ
ココナラとは、スキルを売買できるサービスです。
ネットを介して、サービスを売りたい人と購入した人をマッチングしてくれます。
ハンドメイドなどの売買サイトと混同されやすいのですが、もともとは、「モノを売らないフリマ」として始まったサイトです。
物のやり取りではなく、電話相談やデータ上で処理できるファイルの受け渡しのみで完結するサービスを取り扱うことになります。
ココナラで稼ぐ方法
ココナラに無料登録すれば、だれでもサービスを出品することができます。
ココナラではたくさんのカテゴリーが用意されており、工夫次第でユニークなサービスを提供することもできます。
まずは登録して、他のユーザーがどんなサービスを出品しているのか見てみましょう。その中で「これなら自分でもできるかもしれない」というようなサービスが見つかるかもしれません。
ココナラでサービスを出品するのは無料でできますが、サービスが購入されると、報酬受取の際にサービス利用料金が売上から差し引かれます。
最初始めるのは無料でできるので、初心者にも取り組みやすい方法です。
特殊なスキルを持っている人はそれを強みにしてココナラで出品することもできますが、特別得意なことは何もないという人でも「なんでも話聞きます」みたいな電話相談ならできそうですよね。
各種ファイルなどの成果物を収めるサービス以外にも、ネット電話やビデオ通話などを使ったサービスを提供できるのもココナラの特徴です。
ココナラのメリット
自分の得意やスキルを活かせる
何か特別なスキルや、他人以上に得意なことがある人は、それを活かしてすぐにでもココナラでサービスを販売できます。
例えば、イラストを描くのが好きな人がイラスト作成の仕事を請け負ったり、英語が得意な人が英語のオンラインレッスンを開講したりしています。
これまでは、会社を通して取引するしかなかったサービスを個人対個人でできるようにしたのがココナラといってもよいでしょう。
自分で宣伝しなくていい
ココナラにはたくさんのユーザーが登録されており、出品されているサービスも非常に多いです。
その中で自分の出品サービスが埋もれてしまわないように、出品方法を工夫することが必要になります。
ただし、ココナラのいいところは、ココナラ自体のアピールに運営部がかなり力を入れてくれているというところです。
ココナラとして宣伝広告を出したり、ユーザーへココナラ内で使えるクーポンを発行したりして、購買意欲を刺激してくれています。
もちろん、自分のSNSやブログで出品サービスを宣伝すればもっと多くの購入者を獲得できるでしょうが、少なくとも基本的な宣伝はココナラの方でもやってくれるので、これは大きなメリットだと思います。
報酬金振込のチャンスが毎月2回
ココナラのように、インターネットを通じて広く人材を募集したり仕事を請け負ったりする仕組みのことを「クラウドソーシング」といいます。
クラウドソーシングの会社はココナラ以外にもたくさんありますが、ココナラは他サイトと異なり、報酬の銀行振り込みのチャンスが毎月2回あります。
ココナラで得た売上金はサービス利用料が差し引かれた後、マイページに売上残高として表示されます。
売上残高が161円以上になると銀行振り込み申請が可能になり、毎月15日までに申請した分は同月20日に、末日までに申請した分は翌月5日に振り込まれます。
うっかり申請を忘れてしまうと、次回に持ち越しとなりますが、売上金が銀行口座に振り込まれるまでのサイクルが早いのはうれしいメリットだと思います。
ココナラのデメリット
競争の激しいカテゴリーは難易度高め
ココナラで出品するユーザーはどんどん増加しており、需要のあるカテゴリーでは出品者同士の競争も激しいようです。
私は出品したことはありませんが、以前からある電話占いは、すでに多くの人が出品しており、よほど他サービスと差別化できないと購入してもらうのは難しい状況のようです。
ただ、ココナラで提供できるサービスの可能性は無限大です。
常に誰かが新しいサービスを提供して、ジャンルを開拓しているという雰囲気があります。
まったく需要がないサービスで売るのは難しいかもしれませんが、ライバル研究を行うことで、どんなサービスなら売上を作りやすいか工夫を凝らしてみてください。
初期価格は安く設定する必要がある
すでに何らかの業績があって、それをポートフォリオとして提示できる場合を除き、初心者がココナラでサービスを出品する際には、低価格で出品しないとなかなか購入者が見つからないというデメリットがあります。
ココナラでは、サービス出品後であってもいくらでも価格変更が可能なので、売上件数が伸びてきたら値上げすることも可能です。
ですので、ある程度の件数を売り上げるまでの期間、ガマンが必要になってきます。
ウェブライターで稼ぐ
最後に紹介するのが、ウェブライターで稼ぐ方法です。
ウェブライターとは、インターネット上に公開するための記事を書くライターのことをいいます。
ライターというと「難しそう」と感じる人もいるようですが、ウェブライターの仕事の中には、特別なスキルがなくてもできる案件がたくさんあります。
未経験者がウェブライターの仕事をするには、クラウドソーシングサイトを利用するのが手っ取り早いですが、登録は無料ですので初期費用はかかりません。
登録すればすぐ着手できる仕事もあり、即お金を稼ぐことも可能です。
ウェブライターで稼ぐ方法
先ほども少し触れましたが、ライティング経験のない人がウェブライターとして仕事を取るためには、クラウドソーシングサイトを利用するのが近道です。
クラウドワークスやランサーズなどの会社がありますが、無料で登録できるので、複数サイトに登録してみて、気に入った会社を使っていくとよいでしょう。
ウェブライターの仕事といってもピンキリで、数百文字程度の口コミ、漫画や映画のレビューを書く仕事から8000~1万文字の記事を書く案件までいろいろあります。
初心者のうちは短いものから始めて、徐々に1000文字、3000文字と挑戦していくとよいでしょう。
また執筆する記事のジャンルもさまざまで、美容やダイエット記事、エンタメ系、自己啓発系、恋愛コラムなど、きっと興味を持てそうなものがあると思いますよ。
ウェブライターのメリット
隙間時間にできる
ウェブライターの仕事は短い口コミ作成から、長文執筆迄いろいろですが、いったん仕事を請け負ったら、自分の好きな時間に作業ができるというメリットがあります。
仕事や家事、育児の合間にコツコツ書いていくこともできますし、通勤時やちょっとした待ち時間などにサクッとできる作業もあります。
これらをうまく利用すれば、無駄に過ごすだけの時間をお金に換えることができます。
募集案件が膨大
ウェブライターの仕事は安定して需要があり、依頼主は常に優秀なライターを探し求めています。
ジャンルも幅広いので、自分の得意な分野で勝負できるというメリットもあります。
医療や法律、金融などの専門知識がある人は、報酬単価の高い仕事を請け負うことも可能ですし、特別な資格を持たない人でも、テレビドラマのあらすじをまとめたり、昔読んだ漫画のレビューを書いたりする仕事もあります。
とにかく、募集案件が多いので、きっと自分に書けるものが見つかると思います。
文章力がつく
文章を書くのが苦手という人でもできてしまうのがウェブライターです。
未経験者や初心者向けの案件も多いので、これらから少しずつ取り組むことで文章力を鍛えることができます。
初心者向けの案件では、担当者がついて書いた記事へのフィードバックをもらえる場合もあります。
そのため、自然と文章力が上達するという点も大きなメリットでしょう。
ウェブライターのデメリット
未経験の場合、報酬単価が安い
先述したように、ウェブライターは未経験者でも気軽に始めることができる副業です。
その分、参入者が多く、特にビギナークラスのライターは競争も激しいです。
そのため、初心者のうちは低単価の仕事であっても引き受けて行かないとライターとしての実績を積むことができないというのが現実です。
普段ライティングに慣れていない人はタイピングも遅いでしょうから、時間給にするとますますわずかな金額しか稼げないということになります。多くの初心者ライターはここで挫折していきます。
しかしどんな仕事もそうですが、業績とキャリアを積めばより高い報酬の案 件にも採用されやすくなりますし、依頼主からスカウトが来ることもあります。
悪質な依頼主に注意
クラウドソーシングサイトは基本的に誰でも登録できるので、中には悪質なユーザーもいます。
依頼主としてライティング案件を募集しているのに、実際に契約したらLINEなどの個人情報を提示するように要求されるといったことが報告されています。
クラウドソーシングの使い方をしっかりと確認し、賢くクライアント選びを行うことも大切です。
おわりに
これからの副業におすすめな方法を5つ紹介してきました。
「これなら自分にもできそう」というものはあったでしょうか。
ここに紹介した副業の方法は、すでに多くの方が取組み始めているものばかりですが、まだまだ参入の余地があるものと考えています。
どの方法で副業を行うにしても、どれだけ副収入を得られるかはあなたの工夫次第です。
また、複数の方法の組み合わせで始めてみるのもよいでしょう。
いずれの方法にしても「副業を始めたい!」と思ったときが始め時です。なぜなら、当然ですが稼げる副業はますます多くの人が参入してくるためです。
あとになって「あのときに始めておけばよかったのに…」と後悔することがないよう、できるだけ早く行動することが大切なのです。
副業を始めるに十分なヒントとアイデアを提供できていると自負しています。さっそく副業に取り掛かりましょう!
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