- 正直にお話します。
実はこの数年、私は「月一回だけ」しか働いていません。新型コロナの前、いわゆる普通のお父さんが平日夜遅くまで、時には週末も仕事で仕事だったりしたような時からこのビジネススタイルをとっています。私がセミナーを開催し、ビジネススキルやノウハウを教え始めたのは2013年のことです。月に一度のペースでセミナーを開催してきましたが、そんなに難しいことをしてきたわけではありませんでした。
やったのは
1)セミナーを開催して
2)録画して
3)ネットで配信する
これだけです。ビジネス書の世界的名著、「アイデアのつくり方」にはこうあります。「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせである」もちろん普通のサラリーマンやフリーランスのような働き方を否定しているわけではありません。
しかし多くのヒトが仕事に追われ、自分の時間も家族の時間も満足に取れなくなっています。毎日仕事に追われているようなそんな人でも、ネットを使ってレバレッジをかける仕組みを取り入れれば、もっと自由に使える時間も増やすことができるでしょう。
コロナ以降の働き方を考えたとき、これまでのようにひとつの仕事に張り付いて「自分の効率」のみを重視した仕事の仕方は変えざるを得ません。むしろ張り付いていなくても回る「仕事の仕組み」が重要になるでしょう。これまでのような朝早くから夜遅くまで、自分の時間効率を極限まで上げて働くという時代ではなくなります。これからの時代は、時間と人間性を切り売りするような時代ではないということです。
今、起業について考えている人であれば、時間効率の良い高収益ビジネスを手に入れることができるでしょう。また今スグに起業を考えていない人であっても、その一部を取り入れるだけで、ご自身のビジネスの価値を上げることができるでしょう。ビジネスのシステムは、「誰も思いつかないようなこと」ではありません。同じようなことを考えたことのある人もいるでしょうし、同じようなことを言っている人もいるでしょう。
しかし実際にやっている人、できている人は本当に少ないものです。できない人と話して気付くのは、最も大きなできない原因は、「自分の時間」を使ってレバレッジを掛けようとする「考え方」にあると思います。稼ぐには、「長時間」働かなければならないという刷り込みが邪魔をしているということです。
しかしながらビジネスの本質的価値を考えれば、働く時間と稼ぐ金額が比例するはずはありません。提供する価値の代価として報酬を得るわけですから、働く時間よりも「提供する価値」の方が重要です。しかし時間に追われてしまっていては、「提供する価値」のクオリティは上がりません。もちろん量をこなすことによるクオリティの上昇を否定するものではありません。
問題は「自分」の思考の枠を超えることができるのか、という点にあります。質の高いアウトプットのためには、密度の濃い思考と、時間的なバッファーが必要です。つまり時間的バッファーが足りないことで、質の高いアウトプットができず、質の高いアウトプットができないがゆえに、時間が足りないという負のスパイラルが生じているのです。
特に起業時には、爆発的に増える雑務によって、ビジネスのシステムをブラッシュアップすることができなくなりがちです。結果「時間」×単価から抜け出せなくなることは多いのです。紹介しているビジネスと似たようなモデルを思いついても、多くの人は「実際にどうやるか」のところでつまずいてしまうのです。
私はこの数年こんな生活をしていますが、実際に同じ様な生活をしている人にはなかなかお目にかかりません。実際にやっている人の絶対数が少ないのです。結果、そうした人の話を聞く機会はほとんどないのです。逆を言えば、実際に「やっている人」の経験談を参考にするだけで、多くの人はビジネスの立ち上げが容易になるということです。
重要なことは「なぜ」という理由の方です。「なぜ」について考えながら読んでいただくと、より成功しやすくなります。「なぜできているのか」を理解して実践すればそれが現実になるということです。
生まれてスグに立って歩いた人はいませんし、立ってスグに自転車に乗った人もいません。できるひとについてもらって、何度も何度も繰り返しやることで、できるようになるのです。もちろん私たちは赤ん坊ではありませんから、誰かについていてもらわなくても実践することで、望むライフスタイルを手に入れることもできます。紹介しているビジネスモデルに難しい部分はありませんので。
個人的にはお金に余裕があることよりも時間に余裕があることの方が、資本主義社会においては、大変な贅沢なのだと思います。「そんな上手い話はない」と思われたかもしれません。しかし事実です。
2020年以降、新型コロナの影響で社会の仕組みは大きく変わることになるでしょう。旅行業、飲食業のように、すでに直接的な影響を受けている業界もあります。同時に、まさにこれから下がるだろう景気のせいで、廃業する人、失業する人も大勢出ることになるでしょう。
私は読んでいただいているすべての人に、これからやってくる不景気を乗り越えて欲しいとと思っています。そして歯を食いしばり血反吐を吐いてではなく、やりがいと充分な時間と必要な収入を得ていただきたいと思っています。
リスクなんていうものは少ない方が良いものです。「リスクは少なくリターンは大きく」が好ましいのは言うまでもありません。起業に夢があるとかないとか以前の問題として、ビジネスは生き残ることができなければ終わりです。毎月の生活にも家賃も電気ガス水道にもお金がかかります。
起業した人の7割が一年で廃業、10年で95%が廃業すると言われていますし、これからの時代はもっと厳しくなる可能性が高いのです。無駄に使ってもよい時間やお金を持っている人はほとんどいないでしょう。
もちろんたとえ失敗したとしてもそれは貴重な経験になるのですから、厳密に言えば無駄ではありません。しかし有限の経営資源を安易に使い切るわけにはいきません。
「生き残る」ことがさらに難しい時代になるのですから、できるだけリスクの少ない、上手くいきやすいビジネスモデルの作り方について知っておいていただきたいと思っています。お読みいただいて、得るものがあると感じられたら幸甚の至りです。
- はじめに
毎日忙しいですか?働けど、働けど我が暮らし楽にならずとはよくいったものですが、ほとんどの日本人は毎日あくせく働いているにもかかわらず、満足な収入を得ていません。
しかも新型コロナが拡大することで、飲食業や観光業では、いきなり売上がなくなってしまったり、お客さんが来なくなってしまったり、家賃の支払い目処さえ立たなくなってしまった人が数多くいます。
逆に運送業や小売業、ネット通販やゲーム業界など、需要が急激に増えている場合もあります。しかしその分、仕事に合わせて収入が増えたわけではありません。
もちろん今は緊急事態です。仕事があることに感謝し、不平不満を言うべきではないという意見もあります。しかしもっと大きな問題は、今は仕事があってもこれから大きな不景気が始まってしまうだろうということです。
あなたのいる業界が不景気の影響を受けるかどうかわかりませんが、あくせく働いても満足な収入を手にすることができない人がいる一方、それほど忙しくないにもかかわらず経済的、時間的に余裕のある人もいます。
コロナ禍にあっても「まったく」影響を受けていない人もいます。どうしてこうした違いがあるのでしょうか?
少しだけ昔の話をしたいと思います。私が就職したのはバブルが弾けた後の就職氷河期です。就職して最初の配属は北海道でした。当時の北海道支社の規模は東京の十分の一でした。
しかし商品開発からカタログ制作、営業、コールセンターなど、本社とほぼ同じ機能がありました。そのためスタッフ一人あたりの業務範囲が非常に広く、やることが毎日山のようにありました。
そんな状況ですからずっと長時間働くのがアタリマエ、たまに夜10時頃に帰れると、「今日は早いなぁ」なんて思ったものでした。
うちの両親は二人とも高卒のサラリーマン、逆立ちしてもお金持ちとは言えません。子どもの頃の誕生日のケーキはバタークリーム。生クリームのケーキが食べたいなぁと誕生日の度に思っていました。
経済的に成功するには起業するしかないと思っていましたが、どうすれば良いのか、何から始めれば良いのか全くわかりませんでした。普通の家に生まれ普通の学校に行きましたから、参考になる人は、周囲のどこにもいませんでした。だから成功するには「長時間働く」ことから始めるしかありませんでした。
普通の人とは別世界の、経済的にも時間的にも余裕のある人は、いったい何が違うのだろう?そう思っていました。
では実際問題、いったい何が違うのでしょうか?
生まれ育った環境の違いでしょうか?親の収入が高かったからでしょうか?それとも良い学校に行けたから?それとも運が良かったから?それとも上級国民だから?
もちろん親から受け継いだ遺伝子と環境は大いに影響あります。では親が金持ちじゃなかったら、もう成功するチャンスはないのでしょうか?親が高学歴でなかったら、経済的な余裕を持つことは難しいのでしょうか?
上級国民ではなかったら、不況の波をまともに被るしかないのでしょうか?
いいえ、違います。
今だからこそ言えますが、親が高学歴でなくても、実家が金持ちでなくても、上級国民ではなくても、経済的な余裕を持ち多くの余暇を楽しむことはできます。もちろん今回の様な激動の時代であっても、新しい収入源を得て生き延びることはできます。
では具体的にどうしたら良いのでしょうか?学校でも会社でも、「起業」について教えてもらえなかった私たちが「リスクなし」に自分のビジネスを始めて軌道に乗せる方法はあるのでしょうか?もちろんあります。それをあなたにお話ししたいと思います。
もちろん机上の空論でも理屈上の話でもありません。今、私が実際にやっている方法をそのままお話します。そんなに難しいものではありません。ほとんどの人にはそれができると思います。
普通の家で普通に育った私が、こうして自分の仕事について皆さんにお話しする機会があるとは思っていませんでした。私がこの働き方を知ったのは全くの偶然です。それは・・・
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