初心者でもわかる展示航走の確認方法
展示航走を見るにあたってポイントを絞りました。展示航走の流れる場面ごとに解説をします。
1.ピット離れが良い選手は出足が良いと見てよい
始まって艇が飛び出ていく瞬間をピット離れと言います。
この時に飛び出しの良い選手が出足が良いと見てもらっていいです。
また悪いと伸びが良い、もしくは、全体的にエンジンが悪いと決めつけても良いです。
2.スタート展示の起こす位置に目をつける
主にダッシュ(456)なのですが3人横一線に並ぶときと一艇だけ後ろからといったことが稀にあります。
その時は助走距離が必要と選手が考えているのでスタートが決まればまくりが決まるケースが多くあります。
3.スタート展示のフライングはF10までは無関係
選手によるのですがFの目線でスタートを切っておくと本番スタートを決めやすいというのがあるらしいです。
なのでF10までは本番は好スタート切るらしいですがF20とかは全然勘があってなく悪いスタートになるらしいです。
4.1週2マークは関係ない
ここのターンは本番に直結しません。
レースが決まるのはほとんど一周一マークのターンですからね。
ただ接戦になればここのターンの良さが響いては来ます。
5.直線の良さは誰が見てもわからない
かなり差があればわかるのですが実際コンマ00のタイムの速さは目では見てわかりません。なので見ないことをお勧めします。
6.1、2週1マークの見方は目印に指使え
ここが展示で一番見ないといけませんスマートフォン、パソコンで見るときに画面に目印に指を入れます。
前を走った艇より外にいけば悪い、内に行けば良い という見方が一番ターンの膨れ具合などがわかるのでやってみてください。
経験者が語る競艇の知恵袋
競艇選手は老若男女全て合わせて約1600名しか存在していません。
競馬は毎年7000近い馬が誕生しているので数の差は歴然です。
そんな1600名中でも特徴のある選手、一言で言えば特徴のある選手というのを覚えておくと舟券攻略にとても役に立つと思います。
何も見ずに舟券を買っていざ試合が始まるとなんでこの人5コースから1コースに前付けしてくるの?!とかこの人4コースなのに6コースにわざと入ったぞ!なんで?というようなことが防げます。
レースに一風、二風波乱を引き起こす前付け選手
広島支部の3024西島義則、
群馬支部の3159江口晃生、
佐賀支部の3623深川真二、
この三人はSG、G1にいつも乗っている人です。
外のコースであれば2コース、3コースに前付けをしてインコースがかなり深く(スタートが不利)になるので穴目の出現可能性が高くなります。
外の(456)コースが非常に買いやすくなります。
またその他にも愛知支部2876鈴木幸夫、岡山支部3919村上純などは普通の2コース、3コースといった前付けではなく隙があれば1コースまでコースを主張(入ってくる)してくるので気を付けなければなりません。
では、前付け選手が居る場合は何を買えばよいのだろうと基本は前付け選手の隣が一番舟券に絡みます。
スローが125でダッシュが346の場合5が前付け選手ならば前付け選手の隣なので3番買いになりますね。
また前付け選手はスローを深くするのでその隣はまくりが決まる確率が高まるので上記の進入ならば「3-4-全」という買い方が一番最適解だと言えます。
こういう風に紐解くと前付けをする選手が居るレースでも攻略は可能です!
伸び型4角なら俺に任せろ佐藤大祐選手!
次は4コースの角になると怖い佐藤大祐選手を紹介します。
一般戦での活躍、江戸川での活躍を主に見ます
東京支部の4610佐藤大祐選手!
4号艇、青のカポックを着た時が一番怖く、伸び型整備を目一杯伸び型にして4コースから内三艇を飲み込む姿をよくみます。
また佐藤大祐選手は近況インコースがとても弱くインから高配当を提供する傾向がたたあります。
インコースの時は佐藤選手を外して買うアウトコースの場合は佐藤選手から買うというのがトレンドといえるのではないでしょうか?
また佐藤選手が4号艇の時捲りを失敗したときの5、6号艇の差し、まくり差しの一着そして二着に佐藤選手を買うというのが隠れた穴目を狙うには重い白いです。
もちろん素直に4の佐藤選手から買うときは4-5.6を買うのが一番最適解と言えます。
上手い、可愛い、安定してる!女子レーサー深川麻奈美選手!
女子レーサーはターンが悪く、スタートも遅く一番人気でもよく飛ぶと言われていますが、この4447深川麻奈美選手はとても成績が安定しておりどんなところからでも着に絡んできてとても買いやすい選手です。
3コースからはまくりに行って外に膨らんで着外になるかなと思っても、3着に残す安定したハンドル裁きができて。そして4コースの場合はまくりにいってこれはインを捲れないという判断が素早く、すぐに差しにハンドルを向けて、二着をもぎ取るということができる選手です。
当たり前のことを書いているようですが、多くの女子レーサーはこの咄嗟の判断がするのを遅いと言われています。
私も長い間競艇をしていますが現時点でいま一番安心して買えるのは深川選手かなと思います。
舟券で考えればセンターコース3,4の時は2,3着にからめると買いやすく6コースのときは「1-全6」といった買い目を推奨します。
どこからでも一撃竹井奈美選手
上記の深川選手はどこからでも安定した走りをみせるの逆にどこからでも一着を狙うのが4556竹井奈美選手です。
外でも内でもとにかく攻めるのが竹井選手です。
競艇のセオリーは2コースは差しなのですが2コースからでも常にまくりに行っている姿をみます。
一着は多い反面二着、三着が少なくピンパー勝負が多い選手と言えあまり買いにくいです。
(この前にも江戸川で50万の高配当を提供したときにも竹井選手は4コースにいました。もちろん着外)
角や2コースから内を沈めて一着で買うと高配当があるので負けているときなどは竹井選手から買うと最後に逆転できます。
一般戦の石野貴之
昨年のグランプリを制した石野貴之選手ですがよくファンの中で言われるのが大舞台では強いけど一般戦そこまで強くない!
あいつ一般戦手を抜いているんじゃないか?と
よく言われています。
それでは実際どうなのか2019年グランプリの優勝戦に乗っていたメンバー5人と比べてみて一般戦では石野選手はどうなのか調べてみました。
石野選手は一着率が33%三連対率が74%優勝が1回という成績です。
そして、その他の五名の成績がこちらになります。
桐生順平選手一着率が43%三連対率が89%優勝が2回
毒島誠選手一着率が63%三連対率が83%優勝が1回
白井英治選手一着率が66%三連対率が100%優勝が4回
瓜生正義選手一着率が58%三連対率が93%優勝が2回
吉川元浩選手一着率が46%三連対率が88%優勝が1回
優勝回数は多少のバラつきましたが一着率、三連対率共に石野選手が上回る成績は無いという結果ですね。
このことから石野選手を一般戦では不買いを貫く方が良いと断言できます。
例えばインなら2345-1-23456でも十分過ぎる配当が望めます。
A1選手なのによく飛びやすい選手とその傾向
AI選手なのに全然舟券に絡まないという選手を取り上げていきます。
先ほども書いた4556竹井奈美選手です。
どこからでも攻めると言えば聞こえはいいですが、着を拾うということに関してはA1とは言えません。
次に東京支部の選手4759の今泉友吾選手
この選手はフライングを一度も切ったことが無い選手です。
と聞こえはいいのですが逆を言えばスタートを安全に行き過ぎている。
ようはまったく攻めに行かないということが言えます。
この選手の隣の選手は捲りがよく決まる傾向があるので隣の選手のまくり一着を買うというのが狙い目だと思います。
特に!今泉選手の3コース戦は今泉選手のスタートが遅れるというよりも外の4角の選手がスタートを決めて今泉選手をまくっていくという展開を見られるので3コースが今泉選手の場合は4-5.6といった買い方が最適解と言えます。
最後に勝つためのポイントまとめ
レースを絞る
知っている選手、インが強い選手、など買える要素が多くある
勝てそうな、優位性があるレースをきちんとえらぶこと
レースを深く調べる
この選手は前付けをする、この選手はスタートが遅れる
この水面ではまくりが効くといった下調べが無いと取れるレースも取れません。
本線を厚く買わない
多くの人が本線=必ず来る⇒オッズが安いから大きな金額を貼り本線が外れて大負けというのはよくあります。
レースはいくつもあります極力本線に厚くいくのではなく穴目を買うようにしましょう。
最後に
競艇は心技体が揃わないとダメではないかと思います。
心は自制心、技は知識、買い方、体は資金力このどれも一つ欠けては勝負にならなと思います。
自制心が効かなくなって色々なレースを買ってしまったり展示も何も見ずにとりあえずインから買ったり勝負レースになって資金少なく勝ちが少ないこういったことを避けるにも心技体全てが揃るのは最低限だと思います。
あなたがこれを読んで競艇を理解して、競艇で勝てるようになってくれると幸いです。
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